【6月10日 投稿分】
この投稿の続きを次に書いてあります。あわせて読んでください。
無断転載せず、ご一報ください。
まずは無事にスタートしたようで良かったです。
(今年は9月10日開催で、出場者層が重なり、申し込みが減っている話も聞く)
渥美半島は先端まで電車が通っていないので、主要道路を塞がれるとキツイです。
休業をしなければならない自営業の方々や、仕事や病院に思うように行けなくなる方々も気の毒だけど、私が知って、疑問を感じたのは、中高生の部活の大会も行われる日だということ。
通信陸上は、かつて自分も走ったので、近い気持ちで同情した。
不便を当たり前として育ったけれど、親も子も先生もたいへんだった。
私は中2のその大会で2位になったことをきっかけに、県大会や、陸上だけではない世界が広がった。井の中の蛙状態だった半島の田舎娘が大海を知るきっかけとなり、結果的に、人生の中で、今の私につながる大切な大会となった。
具体的にイメージしてもらいたくて思い出話を混ぜたけど(今日もかつての私みたいな子がいるわけで)、交通が不便な地域にとっては、どんな大会やコンクール、試験でも、会場に着くまでが一苦労。
元々たいへんなのに、大人たちの大会のために、半島から抜け出すことに苦労する子ども(親子)がいたことが、残念だなあと思う。地元の子どもたちが、アイアンマンの開催をどこまで楽しみにしてるんだろう。
大会関係者にも、出場者にも知り合いがいるけれど、それを上回る、地元からの悲痛な声を見たり聞いたりしています。
同時に、せっかく国内外から出場者が来てくれるのなら、素晴らしい渥美半島の景色を見てもらいたい、おもてなししたい、と考える方々の気持ちもよくわかる。私も観光地で生まれ育ち、外国人観光客に会えたら、バスで席を譲ったり、ドキドキしながら話しかけたりしていた。
先週の豪雨、さらに昨日の雨、土砂崩れを起こした場所もあったし、流れ着いた流木もたいへん。懸命に片づけ作業をした方々の中にも、複雑な思いの方々が多かったと思う。
そんなふうに渥美半島の方々にモヤモヤが渦巻いてます。
メインの主催がどこなのかよくわからないし、今後の継続もわからないけれど、もっとしっかり、地元に周知、認知されて、みんなが気持ちよく応援する大会であってほしいです。
1枚目の写真は今日の伊良湖岬ではなく、私がずっと、カバー写真にしてきたもの。今もLINEはこの画像。
大好きなふるさとだから、外圧みたいなもので、住民の方々が戸惑うのを見るのが悲しくて、メディアで報じられない側面として書きました。