【5月23日 投稿分】
昨日は義母に会い、今日は実母に会いました。
たまたま二人とも母の日がある5月生まれで、私の母は73歳
小学生から生け花を習い(松月堂古流)、私の大学時代には東京までフラワーアレンジメントを学びに来て、農業をやりながら、花とともに生きてきた人生です。
写真の3枚目までが母たちの合作で、竹やら筍は地元産、4枚目と5枚目にも実家の花が使われています。ワサワサに生えていたストレチア(極楽鳥花)など。
立派な芍薬も1本200円で、花の産地ならではの大作。母はでっかい花が得意で、よく頼まれる。
松月堂古流の吉田さんは母の長年の仲良し(リスペクト)で、私もなじみのカッコイイ女性。
この作品の素晴らしさがしみじみわかるようになり、解説してもらいました。
空(クウ)や宇宙を感じる、とお伝えしたら、やはり生け花は曼荼羅や仏教との関連があるそうで、詳しくはわからなくても、削ぎ落とされた美、洗練された美というのは、すべてにつながるんだな、と。
着物姿のおしとやかな女性たち、ではなく、着物もお手のものだけど、土をいじり(食べる野菜も理想の花材もつくり)、魚を釣るのも料理も得意な、スーパーウーマンたちの作品だったりします
私はこういう、生命力を感じる花を見て育ったなあと。
母は意地でも花を続けてきたなあと。
自分は習わないけど(笑)、花は大好き。