Love the Moment

日原いずみ

抹茶のロールケーキと、年月、家族について

 

毎日の、「うれしい!」の記録☆

 

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こっそり写真だけ記録しようかと思ったけど、隠すことでもないので書かせてもらいます☺

今日、次男たちのバスケ部は西尾で練習試合で、4台の車に14人の子どもたちが乗って出かけた。私は遠方への運転ができないので、申し訳なさを抱えつつ、いつも他の保護者さんたちのお世話になっていて、集合場所の中学校に早朝見送りに出かけ、夕方お迎えに行った。

 

車を出してくれた中に、前々から知ってるお父さんの「さわくん」がいて、さわくんは西尾に勤務していたこともあり、話の流れで「抹茶ロールが美味しいから」とお土産に買ってきてくれることになった。

 

さわくん親子のことは何度か書かせてもらってきたけど、息子のYくんと次男は幼稚園が一緒で(同じ舞台で踊ったり)、小学校は別だったけど、中2の新人戦の頃に転校してきて、次男と同じクラス、同じバスケ部になり、Yくんは今ではすっかりチームの主力で、とってもなじんでいる。

あどけない幼稚園時代の出会いだったけど、現在学年一の長身のYくんと次男の身長差は15センチ以上あるかな(笑)

 

夕方のお迎えの時に抹茶ロールを受けとり、「うれしい、うれしい、その気持ちがうれしい!!」と口にしながら次男と家に戻り、冷蔵庫で冷やして、食後にいただいた(私がここに書いてる間、Yくんと次男は、さらにクラブチームのバスケでも一緒)。

コーヒーとよく合って美味しかった。ありがとう💗

 

今はパートナーちゃんと新しい家庭を築いているさわくん。パートナーちゃんやそのお子さんとも私は初めて会った時からなぜだか打ち解けて、さわくんが同じ中学の保護者になってくれて、部活の面でも考えが近いので(さわくん自身元バスケ部)、すごく頼りになる。

さわくんは私より10歳も年下なのに、しっかりしている。

 

抹茶ロールをいただきながら、つくづく不思議なご縁に思えてきて、小さい頃のYくんを知っていること、20代のカッコイイお兄ちゃんって感じだったさわくんを知っていること、親子で一緒にココイチでカレーを食べたり、プールに行ったり、ベイブレードをしたり、さわくんが抱えていたたいへんさを聞いたり、思い出すと泣けてくる。

 

Yくんは、私にとてもいい笑顔をいつも向けてくれて、ずっと親しくしてきたわけではないけれど、なんとなく、親せきみたいな感じではいたと思う。

言葉にはしなくても、「私はYくんの絶対的な味方だよ!!」みたいなものが、伝わっていたらいいな。

父子家庭だったYくんは児童養護施設のお世話になっていたけれど、さわくんもその施設にたくさん顔を出し、運営に参加するほどで、まったく悲壮な印象はなかった。

その様子を具体的に私が知れたことも今では財産だ。

 

というのも、子育ての講座をしていることもあり、なかなかヘビーな親子の相談(その親から直接ではなくても、そういう親子をどう助けたらいいか、みたいな話)が来る時があり、そんな時に、「親も子も苦しかったら、施設に入れてもらうことも選択の一つだよ。私は情緒が安定して育っている子を具体的に知ってるよ」と言える。

 

さわくんは、間違いなく、多くの子の救いになってきたし、今でも子どもたちに人気があるし、うちの親子だって助けてもらってきた。

 

ちょうど、昨日、ももちゃんのシェアで知ったこの記事。

さわくんに読んでもらいたかったので記します。

 

www.huffingtonpost.jp

 

 

若いお父さんのさわくんは、いろんな人にとっての松田くんみたいな存在だと思う。

 

家族っていろんな形がある。

最近来てくれていたカイルも、我が家にとっては、松田くんみたいな存在だった。

血のつながりだけでなんとかしようとか、血のつながりがあるのに通じ合えずに苦しむよりも、閉鎖的にならず、外の存在にうまく助けてもらってほしいし、私も助けてもらいながら子どもたちを育ててきた気がする。

 

さわくんとYくんは、私にとって、とても懐かしい存在。

今を一緒に過ごしながらもずっと懐かしさが伴う。

それはきっと、これからますますだと思う。

 

中3の、夏の大会まであと少し。

同じ中学の同じバスケ部で過ごせることを幸せに思う。

いつもありがとう!!!