Love the Moment

日原いずみ

みこさんのこと💗


今日の午前中は、前からのお約束で、宮崎のみこさんと「お電話デート」しました。

みこさんとは2011年にfacebookを通して知り合いました。

みこさんの存在を知った頃、素晴らしい写真の数々に、「この人はタダモノではないな」という印象を持ち、感性へのリスペクトから始まりました。その頃の忘れられない、みこさん撮影の一枚。

 

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屋久島の同じ場所の写真は他でも見たことがあるけれど、このお写真からエネルギーを感じ、以来、このブログのアイコンにさせてもらったり、自分の大切な何かで、お守りのように使わせてもらってきました。

 

みこさんの本職は、宮崎で人気のセレクトショップ「パリテキサス」のオーナー。

🌟パリテキサス・インスタグラム

https://www.instagram.com/miyazaki_paristexas/?hl=ja

 

3人のお孫さんがいるとは思われない、若々しくて美しい女性です。

自立して生きてきた強さを持ちながら、とても繊細でたおやかで温かくて朗らかで、話せば一緒に無邪気に笑ってる。

 

過去にお会いした時の写真を5枚・・・


🌟初めてお会いした名古屋にて

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🌟呼び寄せてくれた京都

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🌟岡崎のゆーさんのポルシェで浜名湖周遊

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🌟私たちにとって特別な思い入れのある中島ノブユキさんのコンサート(名古屋)

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🌟仕事で出かけた鹿児島の翌日に、宮崎まで出かけて、みこさんのお店をお訪ねした時

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偶然に彩られた私の人生だけど、みこさんとの間で起こるシンクロニシティはハンパなく(笑)、まず最初に、まだお会いしていない時に、私の『赤土に咲くダリア』を読んでくれたみこさんが送ってきた感想にびっくり。

 

みこさんはこんな風に書いてくれました。

 
<そして物語の終わりに、あるメロディーが聴こえてきたのです。
それは意外にも穏やかで哀愁を帯びたメロディー


『MERANCOLIA 忘れかけた面影』中島ノブユキ

*中島さんのYouTubeのピアノ演奏とともに・・・>

 

まさかのドンピシャでした。

というのも、『赤土に咲くダリア』は、チェリストを登場させていて(*実際にはチェリストの知り合いはいません)その音楽のモデルとしたのがまさに中島さんのファーストソロアルバムの『エテパルマ』だったのです。

そのことを表立って書いたことはなかったし、中島さんも当時(ダリアを書いたのは2007年で、みこさんが読んでくれたのは2011年)は知る人ぞ知る、という存在で(文化人と呼ばれる方々に強いファンが複数いて、私に教えてくれた存在もその一人)、中島さんを知る人自体が少なかったので・・・

*小説を読んでチェリストメインの演奏を思い浮かべたのではなく、私が作品を書く間ずっと聴いていたピアノメインの中島さんをドンピシャで連想してくれたことに驚いたのです。

と、二人にとって、そんな特別な中島さんのコンサートに一緒に行くことになり(簡単に書いてるけど、名古屋での開催の時に、宮崎のみこさんが来てくれて)、しかもその開催場所のホールは、私の高校の同級生のヴァイオリニスト大竹くんが任されている5/RHall&Galleryだったのでした(偶然が偶然を呼ぶ状態・・・名古屋に数あるホールの中で、ちょうどここってのもスゴかった)。

素晴らしいホールのこの位置から中島さんの演奏をお聴きできました。

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ついでに添えると、その夜は驚くことに名古屋のホテルが軒並み満室で(B'zのナゴヤドームツアーの影響があった様子)、名古屋で予約できなかったみこさんが、豊橋のアークリッシュに泊まってくれました。
翌朝、一緒に朝食をいただいた時に、総料理長の今里くんと撮影(笑)
*この写真は2015年7月

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すべてが濃い思い出です(笑)

中島さんはその後、ジェーン・バーキンのワールドツアーに参加し(ジェーン・バーキンが彼をマエストロと呼んでのご指名)、今ではパリ在住なので、この時、生の演奏を他の誰でもない「みこさん」と聴けて、ご本人とお写真も撮ってもらえて本当によかったです。

 

みこさんは私より先の人生を歩んでいる分、先に感じる気持ちを話してくれて、すっごく勉強になる。

感受性の豊かさや世の中への感じ方が似ているので、共感することばかり。

思えば知り合った頃の日本は、放射能の問題に揺れていて、今はコロナ。

 風のような旅が当たり前だったみこさんが、ひょいと旅に出られない世の中になってしまったけど、心はずっと自由でありたいですね。

 

みこさんとの会話でよく出るキーワードは「美意識」。

自分自身の表現や、自分そのものも、人前に差し出すためには、一定のレベルをクリアしていないと自分で自分がゆるせず、その姿勢は生き方にもあてはまる。

お互いに社交的だし寛容だけど、実は繊細だし、厳しさを持っていて、このラインは守っていたい、守って欲しい、というラインを踏みにじられたら、そっと離れます。

自分を守るために・・・

 

増える一方の人間関係に反して、人生の時間は有限。

まずは家族や大切な人、自分にとっての「好き」や「美」を守って、身の丈で豊かに生きられたら。

愛が深い分、わかってくれる人が大事。
愛を注ぐ時はわかって欲しいなんて思ってなくて、気づいたらそうしちゃってるけど(笑)、そんな中でわかってくれる人は必ずいて、相手と共鳴できると一層信頼が深まる。

 

にぎやかで華やかだけど、静けさを愛する気持ちに共感する、かけがえのない大切なお友達です。

みこさんは6月4日生まれのふたご座。私は2月4日生まれの水瓶座

4という数字は浄化を表すそう。

元々相性いいんだよな、と、風の時代に一層思います☺