Love the Moment

日原いずみ

デッドライン 千葉雅也


10月22日 投稿分

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毎日、いろいろな種類の文章を書いて、
届けたり、やり取りして、
毎日、感動している。
泣いている。
そんな日々の中、次男の国語の課題の読書感想文の本を親子で買いに行ったけど在庫がなくて(20冊の中から選べるけど、次男の希望の本はなく)、試しに検索したら文化会館の図書館にあったので昨日借りてきた。
そのついでに目についた私用の本を借りた中で、前から読みたかった千葉雅也氏の『デッドライン』(2019年)について。
野間文芸新人賞受賞で、芥川賞三島由紀夫賞は候補だった。
内容について、新潮社のサイトに出ていたものを載せておきます。
まだ読み始めだけど、日本は表現に関して自由なんだな、と思った(YouTubeやらfacebookやら規制がありつつも)。
村上龍の『限りなく透明に近いブルー』も当時衝撃だっただろうし、もはや今は衝撃なんてないようにも感じるけど、東大の大学院を出て、立命館大学大学院の准教授で、という作者が書いたゲイのお話は衝撃でもある。
と同時に、私には性的マイノリティーへの偏見がつくづくないのだと実感する。
性描写への抵抗が全くない。
人が生きて、人が愛する相手が異性でも同性でもただ自然なこと、と思う。
人を愛せない性のお友達もいるけど、それも(自分自身も)含めて、みんなただ在るという感じ。人間は考えちゃうからたいへんだけど、どうか少しでも楽に生きられますように。
久々に小説の文章に触れている。
私も実は衝動的に書いてはいるけど、この数年は、最後まで書けない(笑)
50歳以降の自分に期待🥰