Love the Moment

日原いずみ

共通テスト二日目


【1月15日  投稿分】

次男、無事に共通テストを終えました。
自己採点はまだだけど、本人なりにベストを尽くせて、手ごたえも感じてるから良かったです。
昨日、苦手な文系科目がまあまあできて喜んだものの、興奮や頭の使い過ぎからかあまり眠れず、今日は寝不足で体調が悪くならないか心配でした。
結果的に、理系科目の今日を無難に乗り切り、お迎えで姿を見れた時はホッとしました。
しかし帰り道、郊外の受験会場(豊橋技術科学大学という国立大学)から、暗い暗い夜道を迷いに迷い、※カーナビがない
地元の人にわかる地名で言うなら、小島から、一瞬湖西市静岡県)まで行き、泣きそうになりながら(悪い癖で半笑いも)30分くらいさまよった末、次男希望の、ラーメン横綱国道1号沿い)にたどり着けました(笑)
今回、行きと帰りで合計4回技科大に行ったけど、誘導されて出口に向かい、敷地を出た後、すべて違う道に行って迷い、正解の帰り方が結局わからなかった😆
バナナケーキは、何かしてないと落ち着かずにまた焼いたもの(次男は食べない)、
LINEのスクリーンショットは、昨夜、長男と。
4年前の長男の写真が今の次男に似てるのと、昨日次男が勝負Tシャツとして中に着ていったドラゴンボールの亀T(笑)
※この後眠れなかったわけです。
ともかくひとまず良かった。
束の間休んで、来月の二次試験に向けてまたがんばるなんて、国公立受験はたいへんだなあと、駐車場で待つ、おびただしい数の車(保護者)の一人として実感しました。
私の自粛生活もしばし解禁。
まずは「スラムダンク」に行こうかなー🌸🌸🌸
昨夜、金沢大学の駐車場から「まーちゃん、お迎え来てる?」と連絡くれた(同じ会場にいるかと錯覚するような)友達はじめ、同じく受験生のおうち、おつかれさまでした‼️
 
 
 

共通テスト



🌟共通テスト1日目
体調も良く、無事に会場に送り届け、試験もスタートしています。
勉強は本人なりにがんばってきたので、体調だけが心配で、様々な感染症を気にして私も先月から引きこもり、この1週間は人に会わないし、仕事もZOOMにしてもらい、食事作りも菌を気にしながら生ものは避けて・・・みたいに気をつかいました。
というのは、昨年、私から次男にコロナをうつしてしまったことや(10日空いていたので違う気もするけど)、思いがけない体調不良もあったため念入りにせざるを得なくて、これまで思いやるだけだった、センターテストや共通テストのお子さんを持つ家庭のご苦労を実感しました。
送った大学では、雨の中、係員の方々がカッパを着て車を誘導してくれて、駐車場から歩き出す子どもたち、見送る保護者たちが神妙な空気をつくっていました。
次男たち高校3年生は、他県はわからないけど、愛知県の場合、入学式の翌日から休校で、たくさん我慢してきたし、国や県や学校の決定に翻弄されてきたと思う。長時間、マスク絶対の試験だってかわいそう。
「教育」というものを考えた時、共通テストはなくなった方がいいと考える側の教授たちに賛同するし、なくならないのは利権絡みじゃないのかと、受験生たちがたくさんこなしてきた模試を通しても思ってきた。日本の国力や将来が心配な中で、試験や制度だけが立派に感じるような(立派=正しいわけではない)今日のこの本番に、それでもけなげに立ち向かうしかない子どもたちの背中を見て、涙が出た。
ともかく、次男が無事に今日を迎えられただけで満点で、いろいろ思う親子も多いだろうし、うちもそうだけど、今日と明日を、なんとか乗り切ってほしいです。
写真は、次男の携帯のヴィンセント選手(笑)
今朝思わず撮ってしまった。
箱根駅伝に関して、吉居兄弟や幸太郎くんたちに触れさせてもらいつつ、次男がいちばん応援していた憧れの強さはヴィンセント!!
そして、同じ高3の娘さんを持つ白井さんの今朝の投稿のスクリーンショットを、許可をいただいて掲載します。
白井さん、まじで素晴らしい!!
受け入れた娘ちゃんも素晴らしい!!
私も事故に遭った知らないおじいさんを、救急車が来るまで抱きかかえていた経験があるけど、さすがに今日は出会わなかった。
がんばる子たちに、幸せな春が来ますように🌸🌸🌸🌸🌸

 
 
 
 

箱根駅伝~Number Webの記事

🌟箱根駅伝の話の区切りとして・・・
昨年私が仲介してTTランナーズの記事を書いてくださったスポーツライターの酒井さんが、今年の2区について書いた最新の記事(1月11日UP)です。
幸太郎くん、大和くんの声に加えて、仲井さんの声も出てきます。
 補足したいこと二つ。
①昨年TTRの存在を酒井さんに伝えたいと思ったのは(ライターさん複数の候補がありつつ酒井さんを第一希望)、大和くんの1区区間新や幸太郎くんの2区(青学優勝)、その他複数のこれまでの出場選手の華々しさもあるけど、何よりも、TTRが、子どもたちに過度な練習をさせず、ジュニア期に保護しながら適切な指導をすることで伸びしろを残し、大学や社会人で活躍する(開花する)選手を育てているクラブだったから。複数のコーチのみなさんが方針や指針を共有している。
自分の自己実現を子どもたちに強いるような困った指導者もいるし、同時に部活動の縮小などでジュニア期のスポーツの在り方が変化しつつある中で、わかりやすいスター選手の力を借りて、仲井さんたちが伝えたいことが説得力を持って広まったらいいなあと思った。*昨年の記事が今年につながることは想定済み
②ネット記事は、キャッチーなタイトルを付けてビュー数を稼ぎたいので、この記事も違和感がある面は否めず、例えば「恩師」というのは当然ながら、幸太郎くんにも大和くんにも複数いる(クラブの中だけでも複数)。
特に、吉居兄弟は、ランナーでもあったお父さんの存在が大きく、息子さんたちだけではなく、田原東部中で一緒に長距離や駅伝を走っていた白井くん(東京国際大2年)も今年の箱根を走っていて、お父さんは彼らの中学時代をサポートしていた。
*全国大会での献身的なエピソードも昨年聞かせてもらった。吉居さんにとっては自然なことだとしても、私はいつも吉居さんの、息子たち以外の選手たちへの愛情に感心します。
そのお父さん(お母さんも)と仲井さんはトヨタ自動車の実業団時代からのつながりで、吉居兄弟は、天性の素質や本人たちの努力に加え、いい人たちに温かく見守られ(いい親子だからこそ)、いい練習によって保護され成長してきたんだろうなあと思う。
豊川出身の、地元愛が強い幸太郎くんがその世代の子たち(この地域)にとってのムードメーカー(人懐こくて明るいリーダー)であったことも大きい。
幸太郎くんと大和くんが2区を共に走れたことを、それぞれ口をそろえて「幸せだった」と語ったように、すごく健全なジュニア期であり、成長だと思う。
何より二人がいい子たちで、東三河出身の選手たち(鈴木亜由子ちゃんも含めて)、風土や人に守られた良さがあるなあと感じる。
どんな報道も当然ながらすべてを表すわけではなく、私が書くことも一端で、何よりも、このような2区の名勝負が生まれた背景には人が介入できない運や流れがあって(田澤くんを筆頭としたエースたちが近距離でスタートする展開)、すべて含めて、おもしろかったなあ~ ありがとう!!という気持ちです。
(日が経つにつれて、体調悪い中であの粘りを見せた田澤くんの凄さも浮かび上がる)
個人的には、駒澤の優勝も中央の2位も、早稲田の6位もうれしかったです!

number.bunshun.jp






次男の受験に際しての夫のコメントから感じたこと






【1月10日 投稿分】

🌟コメントのご返事はお休みします。
次男の共通テストが14、15日に迫り、人生で初めて自粛しています(笑)
出願が始まった私立について、来月東京での受験に(ぶっちゃけ受けるとしたら母校の理工学部)、次男分の宿泊予約は夫が入れてくれたけど、私もついていくかどうか迷い、夫にメールで相談。🍀今日の午前中のこと。
 というのは、次男は私が見てきた限り、方向音痴で、人混みも苦手だし、高校でアメリカや中国に行ってる長男とは違い(くれぐれも裕福な家庭ではなく本人のバイト代や財団からの派遣)旅に不慣れで心配になったから。
※母校ゆえ行きたくなっちゃうのもあり。
しかし、夫は一貫して「貴重な体験だから、自分でやらせたい」と。
さらに、
「たとえトラブル等で受験できなくなったとしても、生涯最大の人生経験になります。」
※夫はガラケーで、LINE等SNSはやってなくて、ショートメールは敬語が多い。
これを読んで、妙にスッキリしたし、夫がこういう考えと知れて感動した。
我が家は幼少期の子育ては考えが一致していたけど、長男の中学時代に合わなくなり、長男は父親(夫)に激しく反抗し、私は夫への不信感を強めた。
(今の夫と長男は良い関係です🐣
でも、今日のメールを見て(もちろんこれまでも良いこともあったけど)、「この人と子育てをしてきたことは間違いではなかった」と思えて、涙まで出た(笑)
円満な夫婦や家庭なら当たり前でしょうけど、苦労やバトルを経てきたので、しみじみうれしかった。
私も本来は夫と同じ考えだが、いろいろな気持ちから、次男に対し過保護になっていた。
受験も大学もお金がかかり、我が家はずっと生活費等、切り詰めてきた。そうは見られないけど、うちの食費を知る人はびっくりする。限られた中で健康第一で工夫してきたし、見るからに慎ましく、譲らずにきた夫(お互いに車は20年以上乗り、家電も長々、服もほとんど買わず)もよくやったと思う。
日本の教育や受験そのものへの疑問は、自分たちの頃から変わらずにあるけど(抗おうとして生きてきたし、私の講座も一つの提言)すべての受験生にがんばってほしい。
写真の記事は、1月5日の中日新聞より。
東大の大学院卒のお二人の対談。
受験の部分に共感するので、そこまで良い記事や好きな二人でもないけど、載せておきます。


 

箱根駅伝の報道の一部から思ったこと

 

成人式のおうち、おめでとうございます!

うちは、長男が1年前だったけど、その3ヶ月後に法改正で次男も18歳の成人、という不思議な昨年でした(笑)
今日のラグビーの決勝、早稲田vs帝京もテレビで観たけど、箱根駅伝を引きずって、まとめのnoteです。
2区の近藤幸太郎くんと吉居大和くんが話題になりつつも、当初彼らが所属していたTTランナーズには触れられないことにモヤモヤしていたら、思いがけずTBSの「ひるおび」で出た、と知り(4日のこと)、たどったら、仲良しの土井アナウンサーの発言で、情報源は12月の私のメールだった(笑)という話。
 

note.com

 

 

 

 

 
 
 
 

 

長男の21歳の誕生日と、昨年の大きなご奉仕

昨日は長男の21歳の誕生日でした。
今日、静岡に戻りました。
豊橋駅に送る時、こちらを振り返りもしなかった長男が、私を思いやるようになり、成長を感じました。いたわり、いたわられる側がこうして変化していくんだな、と。
昨年、長男は、骨髄移植のドナーを務めました。直後にSNSで書くことは禁止だったので(お相手から特定されないように)控えつつ、子育ての講演では心境を語りました。
 18歳で骨髄バンクに登録し、20歳からドナー候補となるそうで、20歳になった途端に通知が来たような流れでした。
私はもちろん複雑な気持ちで、友達の中で唯一経験がある同じ年の女性に聞いたら、たいへんそうだったので(それでも「引き受けて良かった」と言い切っていて尊敬した)、一層心配したけど、担当医が素朴でおもしろい人で、誘導のためではない経験談を聞いて、同意しました。
※ドナーを経験して初めて知る国や骨髄バンクの仕組みなど貴重でした。
迎えた手術には立ち会わなかったけど、長男にとってはほとんどダメージなく、ケロっと終えていました。その割とすぐ後に、主治医の了承のもと、富士山にも登っていました(笑)
命の使い方は人それぞれで、長男の場合、彼が小2、次男が年中の時に、私が難病で突然入院した体験もドナー登録のきっかけとなったそうです。
自分が提供する相手が、子どもが小さいお母さんの場合、お母さんのことも、お母さんを待つ子どものことも助けられるのでは、と思ったらしい。
いろいろ調べたし、長男とも話し合いをしたけど(夫は成人後は自分で決めたらいいという姿勢)、自分が救いたい共同体をどこまでとするか、みたいな話や、覚悟があったので尊重しました。
その後、後遺症的なことはなく元気で(12月頭に別の大きなことはあったけどそれはまた先に)、私が話したら「実は自分も」という話が複数集まったのもおもしろかったです。
自分の健康や知恵や幸せを分けたいと思う子に育って良かった。
品行方正タイプではなく、煙草も吸うし、いろいろと危なっかしいし、議論なのかケンカなのかも多いけど、世の中に流されてないのは間違いない。個性を大切にしたつもりが、個性によって孤独を感じたりもするけど、たくましく、生き抜いていってほしいです。
写真は、長男リクエストのバナナケーキと(うちは夫と次男が褒めてくれないので、長男の「うまい‼️」はうれしい)昨日、兄弟と食べたラーメン(いつものつぼみ。行列だった)、最近作った定番(笑)
 
 
 

昨日の結び


昨日の投稿の補足です。
noteの結びの部分が定まらなくて何度も書き直したので、読んでもらったタイミングで内容が違ったけど、このようにまとめました。
関係者もたくさん読んでくれるので、私なりの着地点探して、今朝も直した(笑)
🌟本題にまつわる【追記】
夜になって、仲井さんが教えてくれた幸太郎くん&大和くん、二人の間のやり取り。
箱根駅伝】中大2区吉居大和「幸太郎くんがついてこいとジェスチャーくれた」青学大近藤に感謝
往路のレース後に吉居兄弟のお父さんにLINEを送ってあったんだけど、夜遅くにご返事くださって、そこにも、「大和は幸太郎くんのおかげで力以上のものが出た」「幸太郎くんに助けられたと感謝してました」等ありました。
ネット上では、二人のジュニア期からのつながりを知らないまま、レース中の美談として取り上げる記事や感動しているコメントが多いけど、大学生になってからのライバルではなく、同じ場所で、ともに練習し、成長した時間があったからこその親愛だと思う。
あのデッドヒートのさなかに、幸太郎くんが大和くんを引っ張り、一緒に田澤くんに追いつき、追い越し、最後、幸太郎くんが1秒差で大和くんに区間賞を譲って、その上でのあの笑顔やハグは、やはり素晴らしい。
二人とも箱根駅伝に憧れて、夢が実現して、 花の二区を任せられるくらいに成長して、 田澤くんに勝てて、走り切って、順位や記録なんて関係ない、あの場に立てて、あのような走りがお互いにできたうれしさしかなかっただろうなあと想像する。
箱根駅伝のスター選手として取り上げられることが多い二人だけれど、純粋で清らかで、心根の美しさあってこその走りだったんだなと、感動を追体験しています。