Love the Moment

日原いずみ

連休終わって

兄弟そろった連休が終わった。
画像は、5月6日の実家の田植え(長男も昨年に引き続き、田植え機にトライ)と、今朝、神戸に帰っていった次男の後ろ姿。
実家の田んぼは、母の実家と共同で管理していて、いとこの和くんがメインで田植え機でがんばってくれて(代かきは私の父)、親族の中でうちの長男は農作業に昔から興味があるため、毎年参加している。*結婚してすぐの時は夫も参加したけど柔道の関係(試合の審判等)で不参加。
長男は古いバイクやマニュアル車が好きなので、田植え機を操作できるのもうれしい様子。簡単ではないし(農業の方々に頭が下がります)、田んぼの中で難しい部分は和くんにお願いしたり、ありがたい。
次男は、高校の友達や中学の友達としっかり会って帰っていった。作っておいた夕食に帰ってこないとか、夜遅いとか、長男は当たり前だったことを次男もするようになり、イヤというより成長を感じてうれしくもある(笑)
高校から大学生、社会人への違いは、これまで自転車移動ばかりだったのに、車でお迎えに来てくれるような友達も出てくること。長男もたどったような変化(髪の毛にワックスをつけるとか)が微笑ましい。
昨日の午前中は兄弟を連れてゼビオ(スポーツショップ)へ行き、午後は無印良品に行き、長男が次男にキャリーケースを買ってあげていた。
私が次男に「むーくん、良かったね!(家族)みんなが何かを買ってくれるね」と言ったら「末っ子というビジネスですから!」と返してきて笑った。
次男は昔から毒舌というか的を射ているというか、今回の語録の中でも「泥のような人たち」とか「道端ギタリスト」とか爆笑だった。
楽しいことばかりでもなく、いろいろあるけど、子どもたちが小さい頃は、何か問題や悩みを抱えても、困った時に親が知恵を出せばだいたい解決できたのに、今は本人たちが何とかするしかない。
それが成長や自立で、見守るしかないけれど、二人とも割と私にいろいろ話してくれるので(高く見てではなくかなり低く見られてるけど)、私の方が「大丈夫かなあ?」と心配になってアドバイスが増えてしまう時がある。
今回、長男と私がケンカになった時に、次男が冷静に「お母さんは聞いてくれれば良くて、そこまであれこれ言わなくていい(俺らも話すけどそこまで求めてない)」みたいに教えてくれて、勉強になった。
次男はその後、「俺らが30歳くらいになったらきっと、お母さんに素直に感謝できると思う」みたいに言っていて、それもなるほどなあと思った。
育児って、ずっと学び。
子どもはいつだって、いろいろ教えてくれる。
家族の関係性が、子どもの成長とともに変化し、うちは、家族仲も夫婦仲も兄弟仲も良くなかったのに、ここへ来て良くなっていて、いつまで経ってもおもしろいです。