２０２２年１月４日
長男２０歳の誕生日
彼（彼と私）らしい、相変わらず朝から晩までバタバタの一日だった（笑）
二つ前に書いたように、日付が変わった時に私の部屋に来て「２０年ありがとう」と言ってくれて、明けた朝は、集っていた（長男の誕生日だからというわけではなくｗ）友達４人が鍋の部屋のコタツで雑魚寝状態で、その子たちに（ある女の子から長男へのリクエストの）卵うどんを提供。
同時進行で、１１時に来てくれる、長男が中学から大好きな友達に向けて、シフォンケーキ作りを・・・（泊まった友達が帰り、長男運転の車でイチゴと生クリームを買いに出かけた後で。１軒目のスーパー正月休み、２軒目でゲット）
これにはわけがあり、違う学校になった高校時代に、長男が友達の誕生日に、毎年好物のバウムクーヘンを届けに行っていて、その時、たいてい不在だった（学校の部活の後さらに塾で）友達より先に、そのお母さんが、長男に手作りのシフォンケーキをふるまってくれていたことから。
昨年の５月は、わけあって、私まで時間差でシフォンケーキをいただき（笑）、お母さんには後日バラの花をプレゼントしたけど、私としては、同様のお返しがしたかった。
とはいえ、コロナのご時世なので、上がっていってくれるか、ケーキを食べてくれるかはわからないので、到着後に意志を確認して、上がってもらって、仕上げの生クリームを目の前で泡立て（ハンドミキサーでうるさく笑）、盛りつけた、という状態だった。
この写真は、夫の会社の募集への協力で（家族で手作りの写真を応募してホットケーキミックスプレゼントというもの・・＊ホットケーキとは関係ない会社です）、オーブンに入れる前の段階で思い出して、長男を呼びつけ、やらせた場面（笑）
焼き上がって、逆さに冷まして、大慌てで型から外したので雑。
しかも、いつもより膨らまなかった（膨らんだのに、焦げを防ごうとアルミホイルをかぶせた時になぜかいつもと違ってしぼんだ）。
こちらは、そういうバタバタのさなかにアメリカのカイルに電話してる様子（笑）
友達が間もなく到着予定の、このタイミングでかける？？ それが彼だと思った（笑）
電話の終わり頃に友達到着で、自然な気持ちで家に上がってくれた友達から長男へのプレゼント！！
これも背景があり、１０月に二人で名古屋で映画を観た時（『００７』の続編があったら一緒に観ようの過去の約束を果たした時）に寄ったデパートのブルックスブラザーズで、長男が気に入ったというラガーシャツを、その友達が内緒で準備して贈ってくれたのだった。
その友達は、中学時代からトラッドな服装で、成人式となる今年度、彼の５月の誕生日に、長男が彼にブルックスブラザーズのネクタイをプレゼントしていた。
今どきブルックスブラザーズ？？だけど、うちは、夫が昔から好きで、長男にもネクタイやシャツの入り口としてはそこになってしまったところがある（スーツやコートは当然手が出せないからこれから）。
さらに、そのうち書くけど、長男が３年生から学ぶゼミの教授が静岡県のラグビー協会の理事ということもあり、ラガーシャツはますます特別（笑）
プレゼントに大感激して、その後一日中着ていた。
お友達にふるまった、不本意なふくらみのケーキ。食感や味は良かった。
親友くんと、バイクの前で。
こちらは夜。
長男の希望で手羽元の煮込みをたっぷり。もっと煮詰めた翌朝の方が美味しかったです。
そしてそして、１２月にいただいていた、私の「お母さん２０年おめでとう」の赤ワインを、長男との相談でお誕生日に。長男が栓を抜いてくれました（最近はキャップ型のワインも多いけど、コルクの抜き方もスマートにできないとね！）。
このワインが、フルボディで私の好みにドンピシャだった！！！
悦子さん、ありがとうございます❤
めっちゃ美味しくて、長男に１杯、夫には軽く２杯（おかわりを要求した）、残りは私が守って、大切に飲んでいます！
このワインの乾杯のタイミングで（次男は食事を終えて自分の部屋）、
長男に乾杯の音頭を頼んだら、こう話し出した。
小学校の、１０歳になる２分の１成人式の時、オヤジが、「１０歳まで生きてきた中で、一番良かったことを、オヤジがオヤジだったこと以外で話して！ それと、一番イヤだったことを、お母さんがお母さんだったこと以外で話して！」と言ったらしい（笑）
私は全く憶えていなかったけど、オヤジは思い出したようで笑いを浮かべ、続けて長男が、
「その時に、俺は『一番イヤだったことは、オヤジがオヤジだったこと』って話したけど、お二方のもとに生まれて良かったです。カンパイ！」と・・・
長男は話しながら泣いていた。
それを見て私も泣いた。
まあ、長男も私も涙もろいけど、長男については、小５の時の夏休みの宿題でオヤジについての詩を書き、「半分きらい、半分好き」と題して、オヤジへの複雑な思いを書いた（校内で受賞し市の佳作くらいまで行った）。
その後何度も書いているけれど、中学時代は仲が最悪で、警察を呼ぶようなケンカもしたし、高校時代もほとんど口を聞かなかった。
なので、２０歳の誕生日の長男の上記の言葉や涙は感慨深い。
そんな、幸せな夜でした。
思い出して引っ張り出した、長男がまだ生後一ヶ月半の時の写真。
なぜこの時アピタ（近くのショッピングセンター）に子連れで行き、屋上駐車場の出口で写真を撮ったのか憶えていない。
ただ、この時の自分の顔が、充実した笑顔だったことは記憶している。
＊フィルムカメラでの撮影で、保存はアルバム。
しかも、後ろののぼりの「営業いたします」というのが、お母さん業営業中（まさに授乳など、２４時間営業）、という感じで、「ガンバッテる」感が重なっていた。
おまけ、誕生日の翌日（今日、１月５日）長男が静岡に帰った後、部活から戻ってきた次男が取り出したリュックの中の荷物に、カープグッズがあり（写真にはないけど、カープ帽もあった）、何か聞いたら、「練習試合だったから持っていった」というのでウケたし、前載せた亀Tシャツ（ドラゴンボール）も、部活の練習に着ていってる。
長男なら全く驚かないけど、クールな次男もユーモアを持っていて、さらに、それを許してくれる部活の仲間というのが垣間見えてうれしかった！
子どものことをよく書くことで、抵抗を感じる人もいるとは思うけれど、
私も２３歳で子宮の病気になり、手術も経験し、子どもを持てるかどうかわからない時があったし、何よりも子どもを夢見て、大切に育ててきました。
２０歳おめでとう。
２０年、いっぱいのありがとう。
私をお母さんにしてくれてありがとう。
赤ちゃんの頃から思っていたように、自分たちの子だけど、自分たちだけの子ではなく、社会に役立つ人間になるように、がんばってもらいます。
長男が静岡に戻り、疲労困憊の夜の記録（笑）
今回は、成人式でまたすぐ戻ってきます。
