Love the Moment

日原いずみ

面倒な気持ちの尊重

 

【7月12日 投稿分】

 

長男が挑戦したい大学入試の応募はなんと来月からスタートするんだけど(青田買いみたいな)、志望理由書(2000字)など、パソコンで書いた第一稿を読んだら、まあまあ良い。
(都会のようにAO専門の塾はないし、あっても行かないし、私と学校の先生で対策)...

しかし、先生からは取り掛かるのが遅いと叱られたらしいが、応募書類のダウンロードが始まった先月はホームステイがあったし、その後はバイトやら生徒会やら期末テストやらで忙しく、今からの集中で仕方ないし、良いと思う。

何度か書いてるけど、私自身も高3の時に自己推薦入試に挑戦すると言った時に、前向きな言葉をかけてくれる先生が、見事に一人もいなかった!!!
ダメだ無理だ言われ、進路担当からは「そんな入試にエネルギー使うなら、その分、一般入試の勉強をしろ」と言われ、受かった時でさえ、担任に「先生、受かりました」と報告したら、一校しか受けてないのに「どこに?」と言われた(笑)

なので、これまでにも長男が中国派遣やら高校生外交官やらいろいろ挑戦してきて、校内の先生のアドバイスや評価は参考にはしても、気にするな!と言ってある。
そんなこと書かない方がいいと言われても、自分は書いた方がいいと思ったら書け!と。
自分に後悔しないように。

自己肯定感の講座でもお伝えしていますが、子どもが学校に違和感を持った時の親の対応は大事。
客観性を大切にした上で、学校や先生に負けないで、と思う。

そのためにも、親自身が自分の感覚を信じられるように、親も当然、一生学び。

次男は次男で、初めての塾選びがまだ続いてる(笑)
集中すべきはまだバスケ。
でも夏休みも目前なので、私がリサーチ。

夏期講習、ハチマキするところは嫌と言い(長男はハチマキを知らずに入り、取ったら叱られ、というバカバカしい経験あり)、私はその気持ちがよくわかるので(したい子はすればいいけど、したくない子はしなくていい)、過保護なわけじゃなく、当たり前の尊厳や自由として塾に電話し、費用や日程の質問とともに、「ハチマキしますか?」も聞いている(笑)
当然のように「します!先生もします!」という塾もあれば「そんなのしませんよ〜」もある。

次男が広告を見て自分からココにする、と言った塾もあったけど、調べてハチマキすると伝えたらやめた(笑)

日本の素晴らしさとダメさがこんなところからも垣間見えるよ。
ハチマキしてがんばれる子の感性も、ハチマキ絶対したくない子の感性もどちらも大事。
長男がアメリカで、みんな一斉にとか一緒に、ではない教育を体感してきたのも大きい。

「それは従えない」という子どもは面倒だけど、私自身が従えないことだらけで過ごしてきたので、従えないことを頼もしく思う。
単なるワガママではない面倒な気持ちは大事にしてやりたい。

 

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(賛同のコメントを受けて・・・)

面倒な子こそ未来を救うと信じて、若い芽を大事にしたいです。