ベジカフェロータス ～ 中谷美紀さんの本

【５月１８日　投稿分】

 今日の午前中は、mixs.の後に、ベジカフェ・ロータスで、二橋まきちゃんとお茶

まきちゃんに会って報告したいことが重なっていたので。私はお世話になった方へは折を見て必ず報告をしています。

どちらかと言うと、自分が誰かのお世話をすることが多く、度合いによるけど、その後の報告を怠る人は、重なると静かに去ります（笑）

facebookが日常となってから、それほど親しくない相手からの相談事が増え、失礼な人にも複数出会ってきたので、敢えて書きました。

ロータスは植物性の材料でのお料理やスイーツだけど、しっかり美味しいのがうれしい

快気祝いの蘭をいただき、前から読みたかった、中谷美紀の『オーストリア滞在記』を貸してもらいました。

『インド旅行記』も２冊。

中谷美紀さんはデビューの頃から見てきたけど(恋愛も)、ドイツ人ヴィオラ奏者と結婚した時、海外の人との結婚に驚いた。

でも本を読み始めて、若い頃から語学の勉強をしたり、20代の８年間はパリにアパートを借りて日本と往復していたなど、元々海外に興味や馴染みがあったと知り、納得でした。

また、栄養への知識も豊富で、例えば、血糖値、グルテンフリー、乳糖不耐症というワードが自然に出てくるし、夫の、以前のパートナーとの娘(１年の中の２ヶ月ほど一緒に暮らす)との関係もよくしようとドイツ語を学んでいる様子など微笑ましい。

本文より

〈こちらヨーロッパでは私たちのようなパッチワークファミリーは決して特別なものではなく、人生の指針が変わった男女が別々の道を歩むことを選択しても、お互いに新たなパートナーとの暮らしを尊重し、子育ても当然のこととして協力し合います。〉

私自身も、過去の短いヨーロッパ滞在で、いいなあと思う男女の関係性を見たし、日本の友達でも、別れた配偶者と子育てを通していい関係を持つ人も見かけるようになった。

中谷美紀さんの文章には、少し特徴があり(名詞への修飾語が長い)、それがまた本人を表すようでおもしろい。

オーストリアは、またマニアックな話だけど（笑）、今では冬季五輪の公式種目になっているスケルトンのワールドカップを観に行き(英子さん(のちにオリンピック２大会出場)とインスブルックで待ち合わせ)、日本代表の男女と同じ宿に泊まり一緒にご飯を食べた思い出

手持ちの村上春樹の『遠い太鼓』では、さらっとしか触れられてないオーストリアのお料理が、中谷さんの目を通して、たくさん出てくるのも魅力で、読み進めるのが楽しみです。