Love the Moment

日原いずみ

小渕さん

9月17日投稿分

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で、待ち時間の間に、カフェオレと、コブクロ小渕さんの国歌斉唱について。

見ていた人はわかってることだけど、ふだんの小渕さんの声じゃなくてファルセット(調べて用語を知った)での斉唱でしたが、結果としては、失敗しちゃったと思う(批判やいい悪いの話じゃないです)。

つまり、それが、あのイベント(MGC)の緊張や異様さを表していたような。

小渕さんの、そのまんまの美声やトーンで歌えば良かっただろうに、なぜファルセットを選択したかと言えば、それが歌い手のできる最大級の選手への敬意(彼としてはそう考えたのではないか、という推測)や、自身の挑戦だったと思う。

私は、だ〜いぶ前に見た「カストラート」という男性ソプラノ歌手の映画を思い出していた。

小渕さんはかなり緊張していたし、ネットでもいろいろ書かれてるけど、私は、ああ、生身の人間なんだよなあ、と感じていた。
選手と同じ、生身の人間。

どんなにプロでも、練習を重ねていたとしても、思うように歌えない、走れないということはあるわけで。

正直、厳かな神妙な場面でのあの歌声、選手はどう聴いていたかなあと思ったけど(笑)、
人間の愛おしさを感じる歌声でした。