Love the Moment

日原いずみ

育児の第二ステージ、みたいな。

 
☆長男の許可をもらって書いてます。
<生まれてきた子どもを,心身ともに社会生活が可能な年齢になるまでの間,養育する過程を育児という。>
この定義で書いています。
 
 
昨日は家族が4人とも名古屋でした(県外の方へ・・・私が住んでいる豊橋市と県庁所在地の名古屋市は県内の端と端くらいの位置で、豊橋からだとお出かけという感じです)。
 
夫は元々名古屋勤務、長男は簿記部の希望者での監査法人の見学、次男と私はバスケの県大会。
 
長男は見学の前後に、彼女ちゃんとデートで(お友達含む部分と二人の部分と)、ランチには「蕎麦つづら」を選択。
 
私も大好きな蕎麦屋さんで(元は酒井シェフから知り)、長男も連れて行ったことがあり、そのチョイスがいいなあと(笑)
 
写真はイメージとして、今年の3月と6月の分です。
 
 

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店主の小佐野さんには言わないでと言われていたので事後報告です(^^) 
ふだんバイト代でがんばっているので、今回は支援金を持たせたけど、控えめな彼女ちゃんに合わせて慎ましい注文だったようです(お店に向けてはスミマセン!笑)
 
元々昨日行くことは予定していたけど、昨日の朝、つづらが「ドデスカ」(名古屋の朝の情報番組)に出たのも親子でしっかり見ていて、混む前に行くように伝えていました。
ごちそうさまでした!!
 
 
 
☆FBページ
 
 


メインの監査法人の見学も、私がおもしろいなあと思ったけど、大手の簿記関係の専門学校の主催で、デロイトトーマツのオフィスで商業高校生たちが接待してもらうような感じで、つまりは、公認会計士アメリカでの仕事のアピールにより、「(こういう仕事に就けるように)専門学校に来てね~」ってことだろうけど、社会を垣間見て、キャリアを意識できたのは良かったと思う。つまらなそうな見学じゃなくて華やかにもてなされていました。
 
写真は友達が写っているので控えるけど、オフィスビルの高層階で、簡単な飲み物やスイーツまで出していただくような感じ(笑)
 
 

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(自分がマスコミ受験をした頃、ある大手広告代理店の入社試験用のイメージ戦略の裏側を聞いてウケたけど(親しい女の先輩(元々派手)が社員でもないのに黄色いスーツで受付に座らされていて)、みなさん必死! *親がからくりをわかっておくと、オープンキャンパス等、すべてのプレゼンテーションに関して冷静に見られるよ。ノセられることなく、しっかり情報収集と選択をしましょう)
 
 
その後は、彼女ちゃん希望の「純喫茶ボンボン」へ。
 
ふだんは長男の外出のことや、ましてやデートのことを書いたりはしないけれど、二人のチョイスが大人から見てもとても好ましいと思って・・・
 

cake-bonbon.com

 


長男がインスタに載せていた写真をもらった分(トリミングしてあります)。

 

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このプリンを食べて、私が昔作ったプリンを思い出していたそう。

 

私は忘れていた話を記録。

 「昔、プッチンプリンか何かのオレの分を〇〇(弟)が食べちゃって、オレが怒って、〇〇が小さいし夜だから、買い物に出ずに、お母さんが家の材料でプリンを作ったことがあったけど、(プリンの素とかを使ってではなくて手づくりの)そのプリンが固くてその時はまずいと思ったけど、昨日のプリンを食べて、お母さんがあの時作ったプリンは悪いものじゃなかったんだとわかった」

 

みたいな話。

言われて思い出したけど、確か当時私は茶わん蒸し作りにハマっていて、出汁を砂糖と牛乳(豆乳)に変えればプリンができると思い(笑)、その場で作ったのだった。

(のちにバニラビーンズまで買った)

 

それを昨日のプリンの食感で思い出してくれたんだね(^^)

 

その話は、かつて『ヒカリめがね』に書いたエッセイ「ざらめのじゃりじゃり」にも似ていて(☆私が育った実家で、お誕生会を開く時に、お金はないし、子どもにそんな過分なことをさせなくても、という考えの母が、家にあった長崎カステラにデコレーションして誕生日ケーキとしてみんなに出してくれたけど、市販の丸いホールのスポンジケーキではなく、四角いカステラケーキの底にはざらめがじゃりじゃりしていてわびしかったし悲しかった・・・でも大人になって、ざらめ入りのカステラは高級品と知り、あの時のカステラは悪いものじゃなかったんだと思い出す話)、それもまた長男と共有した。

 

ボンボンの後は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観て帰ってきた。

 

ウザがられるから放任しつつも、帰りが遅いので途中でLINEし、「〇〇(彼女)さんのおうちが心配するといけないから早く帰るように」と伝えた。

 

息子に大切な大切な彼女ができた、ということにより、新しい感情を味わっていておもしろい。

 

大先輩たちはこれ(新しいできごとや感情)が、「結婚相手」とか「孫」とかにつながっていく経験をすでにしてきたわけだけど、巣立ち間近の育児の第2ステージという気持ち。

 

また、デートの際のお店や映画のチョイスなどから、自分の育児や教えみたいなものが正しかったかどうかを知らせてもらえる感じ(ボヘミアン・ラプソディは私は観てないけど、選択は良いと思うし、今日は朝からQueen(笑))。

 

人間、「センス」が大切だと思っている。

 

長男や次男のイイ感じのセンスを知れたり、子どもたちの側から新しいカルチャーを教えてもらえると、うんうん、いい感じに私の教えが届いている、とうれしくなる。

 

持って生まれたものに親から教わること(にじみ出るものを自然に受け取ること)がベースとなり、友達や先生や出会うすべての方々からの価値観が加わり、本人の心や目やセンスが養われ、まだまだ少ない経験の中から彼女や友達におすすめできるスポットを選んで提案する。

 

今の時代、ネットにあふれる情報からの取捨選択の基準も本人の観察眼やセンス。 

 

育児の仕上げ段階に、私が注げるものはすべて注いで、彼女や友達にとっても、世の中にとってもいい男、いい人間にして送り出したい。

 


【おまけ】

お願いしていなくても、次男が好きなお土産を買ってきてくれてうれしかった。

バイトすることによって経済的にも気持ちの上でも余裕が生まれ、そのことが、すごく人生の勉強になっていると思う。親も助かっています。

 

心の形成を最も大切にしつつ、お金を稼ぐ、という人間生活において重要なことを、具体的に肌で味わいながら、大切な人を守るためにもいろいろ感じ考えながら、たくましくなってほしい。

 

長男は商業高校に進んだおかげで、私の高校時代では経験できなかった教育としての社会や経済の「きわ」みたいなものを学べて充実しているし、今年の2月に参加したN学園高等学校のお方の講演でも、先端的な教育として「高校時代にキャリアを意識させること」の大切さを言っていて大いにうなずき、私は日本を強化(再興)するためにも、本当にその辺り(教育の改革や、それがすぐに望めない間は我が子への考え方の伝授)が重要だと実感しているので、くり返し書いています。

 

こちらが、長男が買ってきてくれたお土産。

ひょんなことから(←ナゴヤドームカープ戦に次男と出かけた時に、延長で帰りが遅くなりお腹ペコペコで、しかし、きらびやかなレストラン街で「高い」「まずそう」と店を選べなかった次男が選択した)、我が家の名古屋土産の定番のあんぱん(笑)

 

 

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