Love the Moment

日原いずみ

「歌舞伎町の女王」からの考察

 
【3月4日 投稿分】 ☆今は体調復活しています。
 
 
春の嵐や気圧や気温の変化や予定外の生理やさまざまな相談事が集まり過ぎてついにダウンし、一部のお友達は読んでくれてるけど、昨夜行くはずだったサボサボ(鉄板ステーキ)は、私の代わりに長男に行ってもらった。温かく迎えてもらえて心から感謝です🙇🙇🙇
おとなしくもしてるけど、ずっと書きたかったことを書いて発散(笑)
今毎日聴いてるのは藤井風くんですが、マイミックスリストにすると必ず椎名林檎も出てきて、この「歌舞伎町の女王」を聴くたびに、内田春菊の小説の「ファザーファッカー」の世界と重なる。
そう思っちゃう人いたら、コメントいただけるとうれしいです。針の穴を通すような願望かもだけど、語りたい。
さらに言うと、70年代のストリッパーであり小説家だった鈴木いづみも思い出す。
これ、かつて、村上龍の「コインロッカーベイビーズ」に出てくるワニを飼うモデルのアネモネと、岡崎京子の「pink」に出てくるワニを飼う風俗嬢のゆみちゃんと、どちらの構想のが先だったのか、勝手に気になってしまった感覚にもちょっと似てる。
椎名林檎が「歌舞伎町の女王」を書いた時、「ファザーファッカー」を読んでいたのかどうか。どっちでもいいし、私はどちらも好きだ。
ファザーファッカーを今読む気はないけれど。
ちなみに私は23歳の時に小説を書こうかな、と思い立ったんだけど、その頃読んでいたファザーファッカー直木賞候補だったので、え?これでいいなら書けそう、と思ったのも複数のきっかけの一つ(笑)
あとは小川洋子の「完璧な病室」、中沢けいの「海を感じる時」、見延典子の「もう頬づえはつかない」、木村恵子の「グレープフルーツ」が20代前半の忘れがたい作品。
今はそうでもないけど、当時は破滅的な私小説が好きだった。車谷長吉の「赤目四十八瀧心中未遂」なども。
どうしても、外れて生きる人、そのようにしか生きられない人に惹かれる。
椎名林檎の場合は、狂気を演じる余裕があるなあと感じる。フェイクとわかるけど好き。
 
 
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☆当時のカルチャーに関する興味深いコメントをいくつかいただきました。
すべてトガった男性(6人)から(笑)