2月20日、グランマ魔法学校主催の「昌代と昌生のお話会 ~子育て・教育・受験に関する親子の本音トーク~」、無事に行えました。
風邪やインフルエンザどころか新型肺炎まで心配な現況となってしまい、自分と長男(昌生)も体調管理を心がけてきました(高校受験を控えている次男のためにも)。
お子さんやお仕事やいろいろなことを整えて、会場に来てくださったみなさま、主催のちょもちゃんはじめスタッフのみなさま、呼びかけや準備など、本当にありがとうございました。
その一日を振り返ります(講座の写真はちょもちゃんより)。
今回の会場は豊川市の大木会館で(遠方からの方、本当にありがとうございました)、砥鹿神社の近く。
朝、余裕を持って出たため早めに着き、昌生とお参りに寄りました。
神仏への信仰心って、不思議なことに、自然に持つタイプとそうでもないタイプとあるけど、私も幼い頃から根付いていたし(自然に囲まれた神社からすぐの家だったことや、仏壇にお参りする習慣があったこともあるだろうけど)、兄弟でもどちらかと言えば昌生に信仰心(神仏との親和性みたいなもの)がある(とはいえ次男のことも書きたくなるけど、例えば義母の家に行くと、次男の方が先にお仏壇にお参りする)。
そんなわけで、親子で朝の神社の空気に気持ちよく触れてきました。
10時過ぎ、お話会スタート。
急なキャンセルもあったけど、二間続きの和室に、30名を超える方々が集ってくれました。
ちょもちゃんからの心のこもった紹介の後、私のお話。
☆話そうと思って忘れたけど、この日の上の服は、昌生が誕生日に買ってきてくれた初ともいえるプレゼントでした。
ふだんは「自己肯定感をはぐくむ子育て」という講座が中心で、パワーポイントで作成したスライドを映しながら、専門家の知識等を交えて客観的に自己肯定感の大切さをお伝えしているけれど、今回は番外&実践結果?編で、私の具体的な体験談、昌生をどう育ててきたか、という話でした。
すでに自己肯定感の講座(レクチャー的な感じ)を聞いてくれている方々も多かったため、私としては、理論への説明が足りない申し訳なさもあったけれど、泣き虫で、どちらかと言えばいろいろできなかったタイプの昌生を、いかにしてコンプレックスを持たせず個性を活かして育ててきたか(そうすると自ら伸びゆく力を持つようになる)、という話を、我が家の恥も含めてお伝えしました。
育児や夫婦関係、家族関係については、とかく「うまくやろう」と思いがちで、そうするとうまくやれないことが辛くなってしまう。でも、うまくやれなかったとしても、そのマイナスを学びに変えて、子どもはしっかり育っていくよ、ということがお伝えしたかったです。
我が子、特に、中学時代にオヤジとぶつかることが多かった昌生はその実例だと思うので、リアルな体験談や親子の生の声から何か感じていただけたらと思いました。
私が1時間超話した後で、昌生のお話。
あらかじめ何を話すかは決めてなくて、その場の空気を感じて話したけれど、これは、親と子の重なり合いについて、冊子(たまたま『ヒカリめがね』)を重ね合わせて説明している場面。
これが「わかりやすかった」と好評でした。
ふだん「親は親の人生、子は子の人生」と、親子双方のほど良い距離感についてお話しているのに、昌生が下した評価は、我が家は父親も母親も子どもに重なってくる部分が多かったからそれが嫌だった、みたいな話(笑)
夫は明らかに過干渉なタイプで、昌生の中学時代には勉強で関わってきたため、決定的なケンカや乖離につながったりしたけど、私は距離感を心がけたつもりでも、そうだったんだ~と公開でダメ出しされた気分でした(笑)
とはいえ、これが親子のお話会のおもしろいところで(それぞれタブーなしに語り)、私も初めて聞くような気持ちが飛び出す。
ココを初めて読む方もいると思うので補足すると、まったく口をきかなくなっていた夫と昌生ですが、昌生の大学合格をきっかけに会話が戻ってきていて(雪解け)、一人暮らしの準備にも夫は協力的です。当然の姿だけれど、この当然や自然が我が家は遠かったので、ほほえましく(私は口を出さないように)眺めています。
子どもの成長とともに<家族は変容する>
まさにその実感の中にいます。
年末に行った1回目のお話会の時にも最後にかけた、みなさまへのメッセージソング。
かりゆし58に力を借りて、反抗期の親子関係について、想像してもらいました。
『アンマー』とは「お母さん」という意味です。
沖縄のイントネーション含めて、全体的に泣ける歌だけど、歌詞の中の特にこの部分が我が家にあてはまり・・・
<アンマーよ 私はアナタに言ってはいけない 決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけては アナタの心を踏みにじったのに
アンマーよ アナタはそれでも変わることなく 私を愛してくれました>
中学時代の、昌生の心が最も不安定だった頃、オヤジから昌生をかばい続けても、ひどい言葉を何度も浴びせられ、でも、私自身もかつて自分の母親に同じことをしていて、母に電話で反抗期の昌生のことを泣きながら相談すると、
母:「アンタよりはまし」
私:「そうだよね~」
で、乗り越えてきたのでした(笑)
育児に悩んだとしても、いつかは子どもは巣立つということ。
我が家はまさに、当たり前のように4人家族で暮らした日々が区切りを迎えようとしている。
たいへんでも、目の前のお子さんや、日々を大切にしてほしい、互いに命があり、関われる今に感謝、と、心からの思いでお伝えしました(涙)
講座終了後の記念写真☆ 私たちは後方(笑)
みなさま、ありがとうございました!!
こちらは、講座終了後の座談会。ちょっとディープな質問にもおこたえしました。
みなさんのお悩みが少しでも解消されていったらいいなあ~
こちらは、講座終了後に撮った、昌生と次男の宗生が幼稚園の年中の時にお世話になった「ともみ先生」と💗
兄弟が、人生の中で唯一二人とも担任してもらった先生で、結婚式の際は、二人を連れて駆け付けました。
昌生が年中の時に新任でやってきた先生で、当時からかわいくてかわいくて、その先生が、二人目のお子さんを連れて、浜松から実家に前泊までして来てくださったのでした。
相変わらずかわいいし、昌生は、
「幼稚園の頃は、先生含めてすべての大人の女の人たちがオバサンに見えていたから、(時が経ったのに逆に)若い!と思った」
という感想でした(笑)
見上げていた先生を見下ろすくらいに大きくなったね。
終わった後は、昌生の希望でコメダへ。
シロノワールの期間限定のあんこのが食べたかったみたいで・・・
ビューティーフォト(アプリ)で、昌生くんの口元が変だけど(笑)
イベントの主催というのは本当にたいへんな中、確かな実行力と、多方面に気配りし、講師を尊重してくれるちょもちゃんの愛情深さには、いつもいつも頭が下がります。
ちょもちゃん、ありがとう!!!
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長くて申し訳ないけど、自分にとっては地続きなので記録させてもらうと、
高校の自由登校日期間の昌生は、講座の前々日から一泊で奈良や京都、大阪に行ってました。
講座の方が先に決まっていたけど、高校生活最後なので思い出も大事にしてもらいたくて・・・
前日、帰りの新幹線に乗り遅れたりで、私とも一悶着あったんだけど、その前(講座前日の夕方)に、大阪から来たLINE。
このお店、実は私が日本の中でいちばん行ってみたいと思っているような、大阪の「ましか」というカテゴライズが難しいお店。
元はタバコ屋で、朝はサンドイッチ、昼はスパイスカレー、夜は自然派ワインとイタリアンを中心とした居酒屋という、狭いけど大人気のお店。
本も出てるほど・・・
料理が好きな昌生も気になっていて(大学が決まらなかったら「ましか」で働こうかなと考えていた時もあるほど)、親子で行こうかと話したこともあるお店に行ってきた。
その店からいきなりの、「お土産どっちがいい?」にテンション上がった。
インスタ登録してない人も見られるのかどうかわからないけど、昌生が載せた「ましか」のお料理。8枚あるのでスワイプしてください~
前夜のお土産の数々・・・
講座の翌日には、中京テレビの番組に昌生が出て(それは次回に:笑)、
なんというか、にぎやかな数日で、講座をやるからと言って私たちが優れているわけでは決してないし、生きてます、Life goes on>>>>>>>>という気持ちです。
重ね重ね、みなさま、ありがとうございました。
いただいた会費は、昌生が大切に一人暮らしの準備品に役立たせていただきます。
一生忘れないです。