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日原いずみ

塔本シスコさんの絵と金妻Ⅲ

【8月28日 投稿分】

🌟趣味のお時間です(笑)
昨日の続きでもあるけど、実家で見つけた、使われていないカレンダーの絵が気になって(絵を20年習っている両親が絵の先生からもらった画材店のもの)、もらって帰ってきた。
一見して、これは、昨日カキ氷を一緒に食べたけいちゃんのインスタで初めて知ったおばあちゃん画家(故人)ではないか?と思った。
■塔本シスコさん 53歳から本格的に絵を描き始めたお方。
私はフリーダ・カーロや片岡 球子が描く植物もそうだけど、色鮮やかで生命力や勢いを感じる絵が好き。
私も20代の頃は自己流でよく描いていたけど、また描きたくなった。
同時に、先週急に発見したドラマの「金妻」シリーズのⅢ(1985年)にどハマっていて(笑)、現在見られる13話まで、朝昼の合間や夜な夜なせっせと見てきた。
存在は知っていたけど、当時(シリーズ三部作)の私は小4、小6、中1で(←調べた)、同じTBSでも、不良少女系や「スクールウォーズ」、コソコソ隠れて見るとしたら「毎度おさわがせします」だった(笑) 金妻は、おじさんおばさんのお話という印象だった。
いわゆる不倫が描かれているので嫌う人もいるだろうけど、鎌田敏夫さんの脚本と役者たちの演技が素晴らしく、私は、大人の男女にも、出てくる子どもたちにも感情移入して、何度も泣いている(笑) 人間とは、割り切れない生き物だ。
脚本にも演技にも深みや厚みがあり、鎌田敏夫、やっぱりスゴイ!と思って調べたら、金妻Ⅲの時の鎌田さんは48歳だった。
ついでに、古谷一行(41)、小川知子(36)、いしだあゆみ(37)、篠ひろ子(37)、森山良子(37)、年下くんとして出てきた奥田瑛二(35)だった。
奥田瑛二の演技もとっても良くて、この実績が同じ鎌田脚本の「男女7人夏物語」の起用へつながっていくんだなあ~ とか、古谷、森山、奥田は、のちのお子さんの活躍もスゴイよなあ~ とか、セリフに教養を感じる鎌田さんを調べたら、早稲田の政経出身で、改めて気づいたのは私が人生で一番好きくらいのドラマ「29歳のクリスマス」の脚本家でもあった。
私は元々テレビのADだし、小説も書いたので創作の背景にとっても興味があります。
YouTube(第一回)はこちらです。
そして、毎度ながらの自分の不思議な直感だけど、金妻Ⅲに関するまとめ動画で出演者のプロフィールを紹介し始めた時、故・古谷一行さんの誕生日が1月と知り、「この出演者、早生まれが多い気がする!」って思ったら、見事に!上記の役者さんたち、みんな早生まれ(1月か3月)でした。
この人は違うだろうなという板東英二は4月生まれでした(笑) あと長塚京三(←単身赴任であんまり出てこない)は7月。
一生懸命に生きている人間たちが愛しくなるドラマだと思いました。パーマとかに古さも感じるけど、勢いあった時代だろうなあとか、のちに宗教に行っちゃったけど、小川知子のこの役は、自分と性格がよーく似ています(笑)