Love the Moment

日原いずみ

お盆・田原警察署の大作・実家の風景

【8月14日 投稿分】

今日は実家に行く途中、元々の予定で田原警察署に寄った。
*事件や事故じゃなくて前向きなアポ。
担当してくださった男性警察官に名刺をお渡ししたら(私の名刺は本名ではなくペンネームの日原いずみと藤村昌代が載せてある)、「日原さんって、子育ての講演をしている方ですか?」と言われ、びっくりしたけど、なんと、豊橋石巻地区市民館での講演に来てくれたことがある方だった。
まーじーで、こういう偶然多過ぎますよね(笑) 
 警察って、愛知県内を転々とするし(当時どこの勤務だったかわからないけど)、お忙しいところ広報を見て独自に申し込んで来てくれたことを知り、うれしくて泣けそうだった。
おかげで本題もスムーズに進みました😊
写真は、田原警察署に展示してあった江崎巡査に関する作品。
私はすぐに、「コレラの・・」って思ったけど、遠方の方のためにも東愛知新聞の記事を紹介しておきます。

疫病から村人を守り殉職 | 東愛知新聞


この絵(大作)が素晴らしくて見入ってしまいました。

どなたが描いて寄贈したのだろうと、家に帰って調べたら、作品タイトルは「コレラと巡査」で、画家は松浦邦治さん、田原市の元美術や図工の先生とのことです。*ご存じの方良かったらコメントください。
この後、水彩画を続けている実家の母に見せたらすぐに「涅槃図みたいだね」と言い、なるほど!と。
私はこの絵を見ると反射的に泣けてきます。江崎巡査の思いもだけど、妻の若いじうさん、多くの人は当時と現在が混ざってるのかなあ~
半島ならではの海や緑の濃さ、人々の思い、何よりも江崎巡査のことを描こうとした松浦さんの思いも伝わってきて感動します。
寄贈の絵画は微妙なものも多い中、とても意味のある、田原警察署への必然の寄贈に感じ、なかなか警察署って行かないけど(笑)、また見に行きたいです。
そして、母が用意してくれていたお昼ご飯のおはぎ等(母作の赤と黄色のスイカやら黒ウリの漬け物やら)と、スーパーで声をかけた193㎝の若者(遠方の子)に親切にしたらお返しに届いたというゼリーとお手紙(毎度同じようなことを親子でやっている)、
床の間の生け花、庭のサルスベリ、花材のための畑やら赤シソ。
昔はお盆のお寺でのお参りが夜は外にあふれるほどだったのに(光景を憶えている)、今では少ないなど、人口減少の田舎ならではの話も聞いた。
私は両親と話をするのが大好きで、もちろんいろいろな時期を経てだけど、自分の家のことだけではなく地域のことを常に同時に考え、思いやっている姿勢(実際に親戚以外にもたくさんの老人のお世話をしてきた)を尊敬しています。
親が生きていることがありがたいし、その親も老いていくので、関われる時間を大切にしたいし、そういう自分も老いていき・・・
誰だって命は有限な中、日本も世界も余計な心配が多いけど、ただまっすぐにそれぞれが生きられたらいいのになあって思います。