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日原いずみ

選挙雑感(投票日前に)


【4月7日 投稿分】

【選挙雑感】

4月9日は、愛知県議会議員選挙の投票日、
4月23日は、豊橋市議会議員選挙の投票日。

市議会議員については、また別のタイミングに書かせてもらうけど、2012年の総選挙以来、ほとんどすべての選挙に関して、誰かを応援し(リアルな知り合いが出馬したり、応援を頼まれたりしてきたので)、誰に投票するか書いてきた責任もあって、少し書かせてもらいます。

4年前の県議会議員選挙では、現在市長になっている浅井さんを応援し、私から浅井さんを知ったという人や、初めて選挙に行ったという人が浅井さんに投票してくれました。
*結果としてはトップ当選だったけど、その後市長へ。

今回の選挙は、強くこの人!というのがいないのが実情で(というより知らない)、誰に投票というよりは、県議会議員の存在意義をもっと知りたいと思ってしまう。存在は必要だけど、年収1400万は多いよね。
※愛知県は月額報酬が全国1位だそう(令和2年総務省調べ)

世の中が少しでも良くなってほしいと願い、選挙に関わり、本気で応援したり、バッシングに何度も遭ったりすると(渦中、火中に入ってみると)、選挙や政治の「構造」そのものへの疑問が募り、脱力する。

私はここでも書いたことあるけど、県議も市議も市長も、豊橋市とふるさとの田原市から具体的に「出ないか?」と言われたことがあり、固辞してきた。選挙や政治の世界に向かうための特有の心身の強さ(←良し悪し両方)がないし、自分の美学と合わない。

身を削って、身を裂いて挑戦する候補者を尊敬し、応援したいけれど、「疲れた」というのが本音。

熱心に応援した市長選や、その前の市議選で、支持した候補者が当選したけれど、当選後に満足できているかと言えばそうではなく、その分、私をきっかけに投票してくれた方々に申し訳ないし、当選した方々のその後の考えと自分の考えが同じと思われることも嫌なので・・・

やってみないとわからなかったことではあって、その都度の自分の気持ちに嘘はなかったし、候補者の気持ちと重なりがあったからこそ応援した。私も身を削った。でも、虚しさが重なった。

自分の地元だけではなく、東京(知事選に失望)や大阪(知事選真っ最中)、日本全体に目を向けると、自分が思う以上に、日本はヤバイと思っている。

子どもを精一杯育てながら、将来、国がなくなるんじゃないか、と危惧したりする。

無力感ばかりではなく、ちょっと、希望を書くと、10年前、政治の話をSNSで書くと、タブーの空気があり、「いいね」がつかなかった(いつも「いいね」を求めて書いてはいない)。

それが、選挙の回を重ねるたびに、抵抗なく「いいね」してくれる人、一緒に考えてくれる人たちがどんどん増えていった。

私の投稿を見て選挙に行きました、わからないから、まーちゃんが言う人に投票した、という声をいっぱいいただき、うれしかったし、責任の重さを感じた。

政治とか選挙を考えるための一助になれたのなら幸い🌸

この間、サンヨネさんの勉強会で、生産者さんや取引先の社長さんたちの前で語ったけど、「以前と違い、政府やマスコミが進める(勧める・薦める)ことは正しいと信じる人が減った。SNSで情報収集する消費者が増えた」・・・これは大きいと思う。
選挙で言うのなら、消費者を有権者に置き換えて・・・

少しずつ、変化しているのは確か。
希望を持ち続け、自分にできることをして、社会や世の中を守りたい。

というわけで、目立った応援をすることは控えるけれど、考えや意志はあるし、投票は必ず行きます!

🌟追記 新聞に出ていた坂本龍一さんの言葉

「ものを言うのは勇気とエネルギーが要ることで、事態が変わらないとむなしい。でもやり続けなきゃ」