Love the Moment

日原いずみ

豊橋交響楽団 with さおりさんの演奏


今さらながら・・・

5月29日投稿分

 


たまたま濃いめの予定が続いてるんだけど、今日は、1年延期となった豊橋交響楽団定期演奏会に行ってきました。
お友達でもある野畑さおりさんがピアノで参加で、さおりさんのピアノも人柄も好きだし、彼女が指の痛みに耐えて超えて練習を重ねていることも知っていたので、大げさではなく生き様を見たい、応援したいと思いました。
一人で行く予定が、昨日になってピアノの先生の直ちゃん(美人と添えたくなる美人)も行くことを知り、直ちゃんが今日、超多忙の中で参加するとわかったので、席(自由席)の確保のためによくわからないまま開場時間の13時15分よりは早く着いたけど、すでに100人を超える行列!
すごいなあと思いました。
いざ入場できたら、クラシックのコンサートの経験が乏しく、どこがいいのかわからなくて直ちゃんから聞いていたオススメの席を考えてみたけど、結果的には直ちゃんのアドバイスとは違う前から7列目に座りました(笑)
さおりさんのピアノがある間は表情も指の動きもよく見えるそこで二人で聴いて、その後は後方の来賓席の近くに移動し、音響の違いを体験できて良かったです。
みなさんの演奏を聴きながら、人間の興味や得意って、本当にさまざまだなあと思っていました。音楽を聴きながら、作曲家が描きたかった物語を見るような思いがしました。
さおりさんのピアノについては、難易度とか正解とかがわからないんだけど(正解はないことだけど)、長い長い曲を暗譜して、と同時に、直ちゃんが教えてくれた様子ではアレンジや即興も入っていたそうで、それはいったい、どのくらいにすごいんだろうと、体操のオリンピックでの鉄棒の演技とかを頭に描いていました(笑) すご過ぎて想像がつかない、という意味で。
私もいちおう、小1~小6まではピアノを習い、ソナチネくらいまでは弾けるけど、はかり知れない・・・
さおりさんの演奏後のホッとした笑顔に私もホッとし、アンコールの演奏にはさおりさんのやさしさがにじみ出ていると思いました。
今日は会場に知ってる方々が複数いて、声をかけてもらえてうれしかったです。
後半に移動した時に、市長や神野さん(交響楽団会長)、宮田さん等も発見し、たまたま帰りに神野さんにはご挨拶できました。
それと、ふだんは弟の妻子のことは遠慮して書かないようにしてるんだけど、弟の奥さんもピアノの先生で、小6の息子と小3の息子もピアノをやっていて、上の子が単発でさおりさんのレッスンを受けることもあり、奥さんと長男で来ていて会えました。
(*ピアノも熱心だけど、昨日は田原市の小学生の陸上大会だったそうで、長男くんは1,000mで優勝したそう。私も小学校時代に渥美郡の大会の1,000mで優勝し、その頃のことを憶えていてくれる友達も複数いるから添えます☺
帰りに直ちゃんと、豊橋東高校の120周年の話や豊橋南高校の50周年の話をしました(笑)
1000人近い方や、数千、数万の方が自分の演奏や競技を観に来るという状況で本番をこなすというのは、どういう気持ちだろうとか、大会の延期もアスリートは辛かっただろうけど、演奏会の延期も、その日に向けて猛練習をしている場合、本当にたいへんだっただろうなあなど、いろいろ思いました。
喜びにあふれる演奏者のみなさまの笑顔や指揮者、ピアニストの笑顔、作法とか正解とかわからないままだけど、コロナ禍で練習も演奏会も思うように行かない日々が続き、きっと特別であっただろう今日の場に立ち会えて良かったです。
こうして書きながら、さおりさん含めて今日の場にいた方々みんなとつながってるのでお恥ずかしいですが(笑)、みなさま、ありがとうございました💗
*一つ前でお知らせしたNHKの番組、やはり、私が島根にいた頃中学生だった子が、今日のお世話役で出ていました。何度も伺った家に今住んでいて(3姉妹のうちの末っ子が継いだんだなと)、懐かしかったです。

 

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この時、同じ場にいた弁護士の男性が挨拶をしてくれて、彼のコメントがとても勉強になり、許可をいただき記録させてもらいます。

ご挨拶できてよかったです。
娘は、ピアノコンチェルトで、ロベルト(男性)が出てくると思ったら、クララ(野畑さん)がでてきたと喜んでました(笑)
趣味なのでいくらでもうんちく語れますよ(笑)
ピアノ協奏曲の「ドシラララシドミレドドシ」の繰り返される「ドシララ」は愛する妻「クララ」を意味するんだよ、とか、稼げない狂った男(ロベルト)が稼ぐ妻(クララ)と7人も子供を作ったんだよ、でも、歴史に名を残したのは、演奏家クララよりも、作曲家ロベルトなんだ、とか、、、
シューマンブラームスを見出し(クララの漫画で読んだでしょ!!)、そのブラームスが「新世界」ドボルザークを見出したんだよ、とか、
ロベルトは、ショパンも「諸君、天才だ、脱帽したまえ!!」と、見出したんだよ、とか(笑)
新世界の「シド、シド、シドシドシ♯ドシ♯レシミシファシソシラシ♯ラ」は、機関車の発進していく音なんだよとか。
全部子どもに語ったことですが、あまり真面目に聞いてくれないので(笑)ここで語りました(笑)
まぁ、僕がそうであったように(今日は僕の父も一緒でした)、子どもも二十年も経てば父親がそう言ってたと思い出すでしょ(笑)

豊橋の重要案件の弁護団として尽力しつつ、オペラや山登りやスキーや料理や自分自身のピアノなど、多才でとってもおもしろい方です。