Love the Moment

日原いずみ

大晦日の投稿②


【大晦日の投稿②】
2021年の最後に。パソコンから、相変わらず長いです!
(①とトーンが違うけど、先にこちらを準備していました)
今年を振り返った時に、自分にとっていちばん大きなできごとは、首の手術でした。
首の左側にあった側頸嚢胞という嚢胞で(胎児期にふさがるはずの管が残ってしまい、たいてい成人後に腫れてくる10万人に1人の先天異常)、次男の産後に腫れて、16年、腫れたら水を抜いて(首に針を刺す)過ごしてきました。民間療法をあれこれ試しつつ、根治や完治には嚢胞を取り除く手術しかなく、子育て真っ盛りにはなかなか入院に踏み切れませんでした。
主治医の転勤がわかったので、昨年の5月に手術を予定したものの、コロナで延期。
若い主治医に代わったのち、3月の手術を決意しました。
ここには書かなかったけど、手術前は軽い鬱状態というか、首を切ることが恐かったし、自分でつくってしまったような病気なら自業自得の面もあるけど、先天異常に苦しんできた(痛みとかはないけど、大きく腫れるとそのままでは過ごせない)運命とか、心配からかその他の不調も押し寄せて、落ち込んでいました。
自分の弱さや情けなさをさらせる相手がいてくれるので、その人(男女のごくわずか)には聞いてもらいながら乗り切りました。
首に約12㎝の傷跡ができた時は、悲しいより、思ったより大きくて笑っちゃいました。
先生に、「傷跡を目立たないようにして麻痺が残るよりは、傷跡は大きくていいので後遺症がないようにしてほしい」とお願いしたからでもあるけど、のちの診察で手術の詳細を聞かせてもらった時に、よく、そんなに難しい手術を完遂してくださったと感謝の気持ちが強まりました。
あれから9ヶ月。
確かに傷はあるけれど、想像よりは目立たず、1、2ヶ月に1度通っていた市民病院での穿刺からも解放されて快適です。
年間通じて、首の腫れを気にしていた日々からも解放された。
誰にでもいろいろな悩みがあるし、私ももちろん他にもあるけれど、「自分の人生(心身)を生きていくしかない」のは同じで、だったら少しでも楽しく幸せに、と思っています。
私が行っている「自己肯定感」の講座は、もちろん、その言葉自体危ういし万能ではないけれど、私自身が必要としてきたことでもあります。
誰もが自分を受け入れて、なるべく楽に幸せに過ごしていけるようにと願ってお伝えしています。
3月の不安定だった時に、私にとって支えとなった、何度も泣いた曲を紹介します。
藤井風くんの「帰ろう」
この死生観に共感するし、励みになりました。
今年の誕生日に、元彼のお姉ちゃんから教えてもらった藤井風くん。
どハマったし、風くんの世界に出会えて良かったです。
(初出場の今夜の紅白は「きらり」です)
9月にお姉ちゃんが豊橋に寄ってくれた時(偶然元彼のお誕生日)に、お迎えの車で「風くんが流れたらいいなあ~」とラジオのチャンネルを変えた途端に聴こえてきたデビュー曲「何なん?w」のイントロ、二人で鳥肌を立てて盛り上がり涙したこと、その午後には、一緒にでっかい虹を眺めたこと、忘れられません。
神様は粋なプレゼントをくださる💗🌈✨
見えないチカラって本当にあります。
私は有限の人生の中で、言葉にならない感動や不思議をたくさん味わいたいと思っています。
自分が得る感動や幸せを、周りにシェアしたり、エネルギーを回します。
誕生日が2月4日(立春が多い)ということもあり、立春を新年とする暦にも体感で共感しているので、毎年大晦日は通過点のようにも感じるけど、2021年も、ありがとうございました。
ここは私の思いの整理や発散の場で、自由に書き散らすことを熱心に読んでくださったり、楽しんでくださったり、ありがとうございました。
またすぐ書くと思うので、引き続きよろしくお願いします☺




 

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