妊娠カレンダーと言えば、グレープフルーツのジャムが有名な、狂気も感じるお話だけど、妊娠した姉を、冷静に観察する妹による日記みたいな形式で、その5月のある日に、
〈姉は突然、とんでもないものを食べたがった。雨の降る夜、枇杷のシャーベットが食べたいと言い出した。〉
という記述がある。
読みながら私も、「そりゃとんでもないよなぁ〜 見たことないわ」と思っていた。
※今となっては、フレンチのお口直しやジェラート屋さんの季節物でありそうだけど、市販品はないよなあ。
こんなふうに、日常で何か食べる時に必ず出てくる小説やマンガがあります(ありますよね)
小説やマンガで知り、食べたいとなったものも。
びわを見ると私には自動的に「妊娠カレンダー」のその場面が毎年浮かぶので、書いてみた(笑)