Love the Moment

日原いずみ

48歳!!のお誕生日(でした)


🌟自分のための、長い長い記録です。温かい気持ちで興味を持ってくださる方だけ読んでください。


2月4日は誕生日でした(当日の終わりに書き始めて、翌日仕上げました)。

私は誕生日をワイワイ過ごしていそうに思われるかもだけど、誕生日こそ、自分にこもりたくて、いつもひっそり?と過ごしています。

今年は立春じゃなかったのが残念ではあったけど(それもたった1分(笑))、旧暦を重んじるとかではなく、自分にとってはたまたま当てはまる感じで、毎年節分に当たることが多い誕生日前日を大晦日気分で過ごし、誕生日当日の4日を新年のような、晴れ晴れとした気持ちで過ごしています。

 

今年はいろいろな要素が重なり、特に特別に感じているここ数日です。

年女であること、水瓶座が大幸運期とされる今年であること、風の時代、水瓶座の時代に入ったとされていること、調べていくと六星占術の、私は土星人のマイナスなんだけど、どうやら大殺界が明けて始まりの種子のタイミングであること(過去とらわれた経験から気にしないようにするためにここ数年見ていなかった)、また、昭和48年2月4日生まれなので、4、8、2、4、という数字が気になることから、48歳の今年は何か特別な年になりそうな予感があること・・・

言語化すると陳腐だけど、とにかくまあ、うまく言えないけど、びゅーびゅー予感が自分を吹き抜けているのです。

 

また、画家の松井守男さんと親しくなり、じわじわと触発されていて、今年は小説をがんばろうと思っている。結果はともかく、書き上げたいと思っている。

頭の中ではいくらでも素晴らしい構想が浮かぶけど、いざ取り掛かると、書き始めはよくても、書き上げる、完成させるというのは本当に難しい。

 

松井さんが、2年半をかけてコツコツと完成させ、フランスでの勲章につながった大作の『遺言』。

タイトルに反し、まばゆい光を感じる作品。

日曜美術館で語られていた、「2年半」という時の重みに、私もやらなくちゃ、と思ったのです。

 

そんなわけで、これこそ表現できないけど、久々に小説モードに自分がなっています。

深海に潜ろうとしている。

 

毎年自分のために、自分を大切にして過ごす誕生日を心がけているけど、今年はどうしたいかと言えば、やはり小説のことを第一に考えて過ごそうと思いました。

 

数日前から禊のように部屋を掃除し、3日は庭師さんに来てもらって庭の樫の木の剪定の相談をし(その話も良いので、実際に剪定してもらったら新聞コラムに書こうと思っています。冬の土用が明けた3日が始まりだったのもおもしろい。*土用は土にまつわるものに触れない方が良いとされるので)、ケーキも3日のうちに焼いておき、4日当日は朝から小説モードへ・・・

 

という予定だったけど、もちろん、うまくいくわけでもなく(笑)、そんな一日を写真で振り返ります(決意の日でもあったので、記録しておきたい)。


朝は一人で、前から行きたかった(行ったことはあるけど、モーニングはなかった)メルシーズ向山店で、「フォレストモーニング」をいただきました(ドリンク込みで700円)。

 

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豊橋出身で東京在住の建築家の男友達も何度か載せていたこのモーニング。

確かにサイコーでした!!

大学時代に知り合った大好きな友達が、豊橋でのモーニング巡りを楽しみにしてくれているので、ここも候補の一つだと思いました。

続いて、すぐ近くの向山公園の梅園へ・・・

 

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まだまだこれからだけど、毎年節分頃に、お隣(高校時代の先生)の立派なお庭の梅たちが咲くこともあり、自分の誕生日と言えば、梅や寒椿や山茶花など、冬の花だなあって思う。


その後はアピタで買い物をし(私がアピタのスーパーでマストなのは、味もコスパも良い有機コーヒー)、家へ・・・

 

昼過ぎに、上記の松井守男さんから誕生日祝いのメールが入り、なんとお祝いのディナーの約束まで(笑)

松井さんがメールで触れた、三島由紀夫の『美徳のよろめき』がどうしても読みたくなり、同時に、前から読み返したいと思っていた、池田満寿夫の『エーゲ海に捧ぐ』も・・・(目的は、芥川賞のそれより、収録されている『ミルク色のオレンジ』)

 

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お会計の時にポイントを使ったら、価格が1214円になり、これまたラッキーナンバーが入っているので、うれしくて写真を撮る(笑)

 

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私は、スーパーの買い物でも、例えば肉類とか、価格に2や4が入っていると、それに決めることが多い。

とらわれてるってよりは、ゲン担ぎや選ぶのが楽になる(笑)

 

午後2時のお約束で、仕事でお世話になっている、野川建設の社員さんたちからのお花(ベゴニアの寄せ植え)を、野川社長自ら届けてくれた。

 

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 ベゴニアの花言葉は、「幸せな日々」だそう💛

色も、私の好みや気持ちにピッタリでした!!

みなさま、ありがとうございます☺

誕生日について触れた来週(2月9日)掲載予定の「ほおずきサロン」用の写真に、前夜焼いて、当日完成させたキャロットケーキに、ベゴニアを写し込ませる(笑)

🌟この写真は掲載用写真とは違うものです(掲載用はケーキの向きが違う)。


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初のキャロットケーキ。
スパイス(シナモンとカルダモン)を効かせて、お友達からいただいた酒粕も入れて、いろいろなレシピを組み合わせて作りました。
にんじんは、すりおろしと千切り、レーズンは3種、家にあった干からびたデーツやプルーンも刻み、ローストしたくるみも。

美味しかったと同時に、改善点もわかったので、再度挑戦したいです。


毎日だいたい夕方届く郵便の中に、同じ高校の大切な友達からの粋なバースデー葉書が💕 (真弓ちゃん、ありがとう!)


そうそう、小説のことを考えようと思っての午前中のカフェでのモーニングだったくせに、小説用にしている肝心のノートを忘れ、結局はうだうだしちゃったけど、それでも少しパソコンで書き進めた。

(ほんとうに、頭ではどんなにおもしろくても、文字にしてみないとわからない)

 

あっという間に夕方で、夕食を作り、洗い物をしながらいくつかYouTubeを見た中で、ここに保存しておきたいもの。

🌟私の一生ベストソング 『閃光少女』
 (この歌詞が好き過ぎるのです)

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🌟椎名林檎関連の次点はたくさんあるけど、そのうちの一つ、『キラーチューン』

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🌟くるり「ばらの花」とサカナクション「ネイティブダンサー」が元になっている歌が使われている映像(2,019年)。音源だけもあるけど、せっかくなので、元のCM映像を。

(歌い手に関する解説も詳しく書かれているので、気になる方はそちらを読んでください)

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この音楽の空気感がすごく良くて、なぜかグッときて(私にとっては、ものづくりにかける若者のセンスの素敵さを感じて)泣けてしまう。

 

🌟ハナレグミ×東京スカパラダイスオーケストラ 『オリビアを聴きながら
なんと、初めてたどり着き、感動。


ハナレグミの声とステージパフォーマンス、スカパラのアレンジ&演奏、杏里の声も思い出す原曲の歌詞、切なくなる半音の素晴らしさ、これもまた泣いた!


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この他に、昨夜は、忌野清志郎さんの告別式の「青山ロックンロールショー」での甲本ヒロトさんの弔辞や、清志郎さんと筑紫哲也さんの、おそらく、はづ合掌(お友達が若女将のお宿)を背にした対談なども続けて見ました。

ミュージシャンの圧倒的なパフォーマンスやオリジナルの言葉やふるまいには本当に感動する。

うまく言えないけど、私も変わり者でいいからそっち側でいたい!!って強く思った。

 

そういえば、書いているうちに思い出したけど、昼間話した母が、「48歳、まだ若い。子どもも立派に大きくなったから、これからは自分のために自分の力を使いなさい」みたいなことを言った。

さらに「私がアンタを結婚させちゃったところがあったけど(*解説すると、結婚ってものに向かない私に母が結婚を強いたところがあったから・・・私はそんなふうには思ってなくて、ただただ子どもが欲しかったので結婚には向かないと思ったけど結婚した感じ)離婚せずによくがんばった!」と褒め(笑・・ていうか、散々私が心配かけてきたのに)、その話を要約すると、

<子どもが大きくなったから、まだ若い48歳のこれからは、本来の私に戻り、もっとめちゃくちゃに生きろ(小説でも勝負しろ)>

みたいな感じだった(笑)

いやー、毎度アッパレだわ。

自分が産後に世話になった時、母こそ、私たちを育てる間は「お母さん」をがんばったんだな、と感じたくらいの自由人である。

 

確かに私は、結果的には子ども第一、家庭第一で、小説方面では振り切って書くことができなかった。

 

そんな意味でも、振り回され続けた長男が大学で1人暮らしとなり、元々しっかりしたタイプの次男は高校でがんばっていて(こう書くと弁護したくもなるけど、次男の方が幼少期は手がかかり、長男は思春期に手がかかった)、私も私のことを再びがんばれる時が来たのだと思う。

 

そんなタイミングで、コロナのためにフランスに帰国できない松井守男さんと再会し、身に余る光栄、ってくらいに私が新作を書くことを応援してくれている。

 

他にも、大切な方々に囲まれて、私は今、とても幸せです。

 

4日の朝一番に携帯を見たら、静岡にいる長男がなんと一番に夜中のうちに、「おめでとうございます」と送ってくれていた。夫と次男は何も言わなかったけど(笑)

一日の終わりにもうれしいメッセージが立て続けに。

その中のお一人への返事に添えた意味ある写真(笑)

 

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明けて5日のこともちょっと記録。

免許の更新に行ってきました。

誕生日が近いお友達(違反の数も一つずつw)が一緒に乗せていってくれたので、お礼にコーヒーとお持ちしたキャロットケーキ。
(帰りの車内で食べる時にシナモンとカルダモンのパウダーを上乗せ)
もちろん、おしぼりやらフォーク、保冷剤も添えて。

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免許センターでもやはり、2と4が目に入ってくる(笑)

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事前に講習の穴場の時間帯を電話で聞いておいたので(午前中は混んでいて、特に朝一番は開門前から行列だそう。現在コロナのために、一回の講習の人数を制限しているので、混み合う時間帯は視力検査後に整理券を配っていて、いっぱいになったら次の講習に回ることになる。講習(*一般講習の場合)は午前中に4回、午後に3回あるうち、オススメは午後の14時20分と15時10分で、私たちは14時20分狙いで出かけたけど、空き空きでした!)更新作業はスムーズに進みました。

おもしろかったのが、免許写真撮影の時、私の後ろに並ぶ人がいなかったこともあり、担当のおじさんが、3回も写真(デジタル画面)を私に見せてくれて、撮り直しをさせてくれたこと(笑)

というのも、ターコイズブルーのセーターの首の部分(とっくり部分)が、首全体を覆っていたので、おじさんとしては、首の肌が見えた方が良いのでは?というアドバイス(笑)顔とセーターがくっついて見えることがおかしいと思った様子。
肌の見え方に偏りができたら、再度画面で教えてくれて(笑)、結果3枚撮ってくれた。
素朴なお心遣いが、めちゃめちゃうれしかった。

完成した写真は、ニヤついていて、率直に言えば、最初のままで良かったんじゃないかと思ったので公開は控えますが(笑)、とにかく、気持ちがうれしかったよ!!!

元々、どんな場面でも、写真を撮る係の人は、できればその人にとってのその場における最善の写真となるようにアドバイスをしてくれた方が良くて、もちろん、混み合う時間帯はそんなこと言ってられない流れ作業だろうけど、事務的としか思えなかったおじさんたちが、あちこちやさしくて(空いてる時間帯だったからでしょうねw)とっても楽しい更新でした!!

 

気の持ちようで、「楽しい」はいくらでもつくり出せる。

苦労知らずでそういう思考になったのではなく、むしろ、これまでたいへんなことも多かったから、自分で自分を励ましながら生きてきました。

前向きに変換する習性が身についています。

 

とにかく、ようやく年が明けた気分で、今年を自分でラッキーイヤーにしたいと思っています。

花鳥風月、神様、みなみなさま、よろしくお願いします。