Love the Moment

日原いずみ

【命日コーヒー/星にまつわるオンライン講座】


12月22日投稿分

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昨日と今日は、なんとなく、静かに大切に過ごしています。
新年気分だし、元々自由にしか生きられず、軋轢もさほど気にせずにきたけど、ますます楽になれるのかな、という期待(笑)
さて、今日は『赤土に咲くダリア』の担当編集者だった芝田暁さんの命日。
芝田さんは、1年前に、まさに風になった。
今日より少し前が悲しくて、芝田さ〜ん、と空中に呼びかけていた。
2007年4月、ラブレターとしか思えないようなメールで口説かれ、小説を書いた。息子二人が幼稚園に行っている間に、第一稿(約300枚)は1ヶ月で書き上げた。手指が熱を持ち、腱鞘炎にもなった。あの疾走感は後にも先にもないだろう。
1年前の今日、奥さんから訃報が届き、25日にお通夜に出かけた。特にこだわったお通夜ではなく芝田さんの意向でふつー過ぎる区の施設で、弔問客が入りきれなかった。
香典返しもふつーだったけど、コーヒーが妙に美味しく感じられ、芝田さんと食べた美味しいものを思い出させた。
飲み切ると、芝田さんからの贈り物が終わる気がして、1パック残していたものを、命日の今日、期限は2ヶ月切れていたけど、丁寧にカップを温め、お湯を注ぎ、飲んだ。
美味しさは減っていたけど、まだ香りが良かった。
芝田さんの、結果的に遺作となった『共犯者』という本の、プロフィールや担当作品や解説。
すごい人にたまたまお世話になれた。
本当にたまたまの邂逅(笑)
編集者という人は、どんな話もおもしろがってくれた。私が自由で、変であればあるほど喜んでくれたような、まさに共犯者だった。
********
昼から森の中で過ごし、夕食を作りながら遅れて見たオンライン講座。
妹から「友達の大橋マキちゃんから知った」とメッセージが来て知った。
そのマキちゃんが司会で、豊橋での講座でお会いしたこともある鏡リュウジさんや、水瓶座の本を持っている石井ゆかりさんが出演。
(マキちゃんのフジテレビアナウンサー時代を私は知ってるけど、妹は当時ドイツで知らない(笑))
おもしろかったです。
お目当てだった石井ゆかりさんが紹介していた誰か(外国の人)の言葉。
「自分は ものごとの 交差点を生きてる」
これは、自分という存在は、まるで交差点のよう、という意味で、「自分」がなくなったら、軽やかに生きていける、みたいな感じ。
わかるなあと思った。
私小説を書く人は我が強いと思われるだろうけど、私の場合、自分をネタにして書いたり話したりすることは、むしろ、自分を差し出せる、自我が消える感覚だと思う。
つながり過ぎる日常において、私はよく自分をハブ空港だと思うし、自分がやっていることを「情報や人脈のお手玉、あやとり」と伝えることがある。
Great conjunction
なるほど(笑)
私はまだまだやりたいことがあるし、たった今もおもしろい渦の中にあるし、このまま行くだけ生きるだけ(笑)
ここには書いてない(赤裸々なようでいて、大事なことは書かない)今日の過ごし方が、この先の自分を温めてくれると信じています。
軽やかに生きようね✨✨