Love the Moment

日原いずみ

手塚治虫展


【11月17日 投稿分】

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つづき(間に洗い物w)。
手塚治虫展、23日までですが、迷う方はぜひ行ってください‼️
私はまず、生い立ちコーナーの、母への思いを読んで泣き(笑)、医者か漫画家か迷った時の母の言葉にまた泣き(笑)、さらに戦争体験など、手塚治虫手塚治虫になった背景だけでも胸がいっぱいだった。
写真の3枚目の火の鳥は、撮影OKのタペストリーだけど、原画はずっと見ていたくなるような色使いだったし、私の前の男性も、ずーっと見ていた(笑)
私が手塚治虫作品で最初に好きになったのは、メルモちゃん(ふしぎなメルモ)だったと思う。
いろいろなアニメをやっていたけど、メルモちゃんに惹かれ、その後、たぶん中学時代に「ブラック・ジャック」を読み漁った。「火の鳥」も読んだけど、大人になってから感動したのは「アポロの歌」かな。
手塚作品の生々しさや生と性が描かれる感じがすごく好き。
最近『赤土に咲くダリア』のうれしい感想をいただき、小説の、ストーリーにしなくちゃみたいなのが窮屈だったけど、もっとワガママな、よくわからない表現をしようと思う。
手塚治虫も、いろいろが挑戦だったんだな、とか、ピカソやダリが評される時の、「天才は、まずは量」というのを思い出した。
見応えある展覧会を豊橋で開催してくださったこと、検温マシーン?などのコロナ対策等々、関係者のみなさまに感謝です。
あ、写真は静かだけど、人いっぱいでした❗
 
 
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長男に送ったLINEの記録

手塚治虫展、良かった中で、泣けた母親への思い

〈ぼくの人生を決定的にし、ぼくという人格をつくり、なによりもぼくを生んでくれた母は、
すくなくともぼくにとっては偉大であり、誇るべき人であり、世の数億の女性とは別格の人なのである。〉


戦争や自分の病気の体験から、大阪大学医学部に進み、安定の医者になるか、不安定な漫画の道を目指すか迷った時に、母親に相談し、母親が言ったことは、

〈自分の進む道は自分の意志で決めなさい。
それがいちばんですよ。
好きな方をおやりなさい。〉

手塚治虫の言葉

〈このやりとりでぼくの運命が決められた。

「好きな道を選べ」

と言った母に感謝する〉