Love the Moment

日原いずみ

次男・中学卒業式

 

【3月3日 投稿分】

 

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昨日の長男の高校卒業式に引き続き、今日は次男の中学卒業式でした。
*昨日の投稿にたくさんのいいねやコメントありがとうございました😊また改めてご返事します。

高校生は自らインスタ発信とかしてるけど、中学生は保護しなくちゃと弱小スマホ(加工アプリなし)でコネコネしてたら、画質まで悪くなってます(笑)
でも、雰囲気だけでも!!

昨日も今日も、幼稚園の時から上下一緒のママ友(別の二人)とお隣で過ごし、昨日も今日も保護者席の最前列(笑) 
張り切って並ぶタイプじゃないけど、小学校の頃から運動会も学習発表会も、周りに恵まれてイイ席に座れることが多かったです

高校同様、教育委員会からの指示とのことで歌はなし。
けど、全体を終えてみると、いい卒業式だったなあ、という印象しか残ってない

歌がない代わりに録音での校歌を流したり(これがまた長男が中3の時の創立70周年の記念録音で、ピアノ伴奏の男子も知ってる子)、送辞は録画をスクリーンに映し、がんばって練習してきた合唱曲は退場の時のBGMに使って・・・
みたいに、あちこちに、先生方の精一杯の配慮が施された式でした。
恒例となっている、卒業生と先生方へのコサージュ(生花)は、今年もPTAの方々が用意してくださったそうで、ありがたかったです🌹

長男の時からの校長先生が、生徒の退場後、最後に保護者に挨拶をする時に泣いていたり、学年主任(バスケ部の顧問でもあるし、長男の時にもお世話になった)の先生が、「突然の要請で、先週の金曜日は、もしかしたら今日で学校が最後かもしれないと思い、みんな、卒業式の練習を本番と思ってがんばりました。素晴らしい歌声で、涙が止まりませんでした。保護者のみなさまにも聴かせたかったです」みたいに話してまた感動だった。

なんというか、不幸のように感じられるけれど、その分、できる範囲での幸が高まり、思いやりがぎゅっと詰まった式に感じました。

学級卒業式では、今や恒例だろうけど、クラス担任の先生が、クラスの思い出を編集してきてくれて、モニターに映っている写真は、みんなの1年生の頃からの写真をかき集めた中で、たまたま映った次男のあどけない写真。
(長男の時は、みんなと相談の上で、長男が先生二人へサプライズで動画を編集して流した。入試直前に長男は全く勉強せず3日かけて編集し(笑)、私は卒業式にパソコン持参だった(前日にはバレないように、他のクラスの先生に立ち会ってもらって動作確認までww)

クラスで盛り上がりながらも早めに外に出なくちゃで(昨日高校の時はクラスには行けなかったので、じゅうぶんありがたかった)、外に出ても、いつまでもワイワイはできず、最後、大慌てではあったけど、バスケ部で集まり、顧問の先生に、色紙と後輩たちへのプレゼントのボールを贈呈。
(色紙は次男が買いに出かけ、昨日は6人が我が家に来て二人の先生にメッセージを書き、今朝も、次男が残りの部員に回って書いてもらった)

次男が満面の笑みを親に向けることはないけど、友達との間では本当に楽しそうで、特に部活には恵まれたと思う。
2年生の新人戦も3年生の夏の大会も東三河大会で優勝して県大会へ行った強いチームで、その上部活が楽しくて楽しくてたまらなかった。気に入らない先生の話は聞けない子だけど、今日も顧問の先生の話を笑顔で大きくうなずきながら聞いていた。

みんなの高校は見事にバラバラになるし、バスケを続ける子と続けない子といるだろうけど、中学時代の仲間との思い出は一生ものだと思う。

あまり希望を口にしない次男が、体育館の後ろの、昔からの校訓を撮っておいて、と言ったので式が始まる前に撮ったけど、バスケの練習で過ごした体育館やその言葉も次男の胸に残ってるんだなと。

他にもネタがあるので、また書くだろうけど、まずは卒業式が行われて良かったし、保護者も参列できてよかった。
一名ということで、譲ってくれた夫には今朝「ありがたく行かせていただきます」と頭を下げて出かけた。

学級卒業式の時に、9年前の3月に、卒業式どころか、友や日常が突然消え去ってしまった地域のことを想像した。

あとは、先生方の感動を私が伝えても、一貫してクールな次男が頼もしかった(笑)

「金曜日に泣いてる女子とかいた?」と聞いたら、やはりいたそうで、「アンタは泣かんかった?」と聞いたら「別に、いつもと違うことになっておもしろいし」みたいな(笑)

うちの息子らは、なかなか肝が据わっているので(*その分、めんどくさいことも多い)、こんな非常事態もホッとするし、とにかく長男も次男も、オレらの卒業式は、あの年だったね~と笑って振り返られる時が来るといいな。

彼らの未来も地球の未来も持ち直してくれること、世界的な縮小の中で、本当に大切なものは何か、人類が謙虚に考え直す前向きな時間になることを祈っています。