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日原いずみ

国の調査への疑問

 

【8月27日 facebook公開分】

 

友達までの限定公開をした記事ですが、想像以上に反響があったため(私と同様に最近の国への疑問。司法書士やテレビ局のコンプライアンス職の方々からも共感をいただきました)、ブログにも転載します。

 

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書いておきたかったけど、毎日積極的に書きたいことを優先してきて書かなかったことを今。先月だったかに、50〜60代くらいの女性が来て、私たちの町内が、全国で無作為に選ばれるこの調査の対象地区になったため、コンピューターでの抽選で選ばれた場合には協力をお願いします、と言われた。

内容は、3ヶ月分の家計簿をつけて提出し、謝礼として6000円もらえる、とのこと。

お願いに来たおばちゃんが汗だくで、いったんは、やりたくないけど、選ばれた場合は引き受けます、としたけど、モヤモヤして、自分なりになぜモヤモヤするのか考えたところ、今の国に疑問があるから、協力したくないんだ、と思った。

国が統計データや公文書の改ざんを行うような今、我が家の家計や情報をさらした場合に、信用を持てない。

そう思い、市役所の担当課に電話を入れた(※すべて7月の小一時間の話です)。

きまりですから、公平公正な抽選で選出された場合は、やってくれなきゃ困ります、と言われるかと思ったら、担当の、声の印象では若くて落ち着いた男性が、「おっしゃること、もっともです。私たちも市民の方にお願いする以上は、国にしっかりしていてもらわないと申し訳ない。市民の方からそういう声があったと伝えます」みたいに言ってくれて救われた。
私は引き受けるリストからいったん外してもらい、どうにも困ったら引き受ける、ということにした。

私は、国からのお達しだから文句を言わずに従うべきとは思わず(思えず)、国が信用できない今、わざわざプライバシーをさらして協力したくない、という姿勢も国民が示すべきだと思う。

この気持ちの根っこには、20代の旅行中に体験したフランスの交通機関の大規模なストライキがある。

行きのエール・フランスから変更になり、TGVも動かず、パリから南フランスの友達の家に3日間移動できず、めんどうな思いはしたけど、行動で示す毅然とした態度は大切だと思った。

というわけで、これ、全国でも、そもそもが指定の地域に当たること自体が珍しいと思うけど、こんなことがありました、というお知らせ。
今更ですみませんが。

協力する方は、本当にご苦労様です。

私は前も市からの無作為のアンケートに当たり、それにはしっかり答えた。
ビンゴみたいにラッキー含めて、抽選で当たるっての、平均があるとしたら、平均より当たる方だと思う(笑)