Love the Moment

日原いずみ

文字!

 
【8月2日】
 

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字がキタナイ長男(今はマシになった)、小1の時はまず、夏休みの作文を書く時に、そもそもマス目に字がおさまるのか?という心配があった。自分が低学年の頃には学校で配られたマス目の大きい原稿用紙が、今は売って(見つけられ)なかった。
マス目におさめることにつまずいて作文が嫌いになったらもったいないけど、我が子は作文自体は好きだった。
(なんでマス目にうまく書けないの?と思いはしたけど絶対に責めなかったし、同情していた)

その後、自由研究では大きな紙にマジックで書く時の下書きの配分がうまくいかなくて苦労した。

長男は作文は得意だが(ここにも書いてきたけど様々な賞を受賞。目安の意味で)、文字を書くのは苦手で、高校に入ってからはパソコンで打って仕上げたものを鉛筆で作文用紙に記入し、それはこなせてきた。

しかし今、大学入試用に提出する書類(AOなので、自分をアピールするかなりの分量)が、今わかっている2校はボールペン書きの指定。
私の時は鉛筆で良かった。

応募書類のダウンロードなどインターネットやパソコンを使うけど、応募は手書きでボールペン。
なんとなく、手書きとプリントアウト(パソコン入力分の提出可)の境目な気がする。

このボールペン記入がハードル高くて、間違えないようにと思い苦戦中。

元々長男は漢字が頭に入らなくて、たぶん、軽度のディスレクシア(言語分野の学習障害)に当てはまる部分はあるだろうと思っていた。

これは珍しいことではなく友達のお子さんにも診断された子がいるし、有名人だと映画監督のスピルバーグはディスレクシアをカミングアウトしたし、障害ではなくても、チームラボ社長の猪子さん(ちなみに東大出身)も漢字が読めない!と言っている。

創造的な人で漢字が苦手な人いるし、得意不得意や個性だと思う。

今はパソコンの力を借りれば、漢字や文字が苦手でも内面の考えを表出するのはたやすいのに、応募は手書きで、というのはいつまで続くのかな。

と、私自身は手書きに苦を感じたことはなかったし、手書きの文化を大事にしたいけど、左の原稿を右に清書する作業(努力でなんとかとも違った感じの苦手度)につまずく長男を見て、

①このくらいのこと(長文をボールペンで)をクリアできる水準になければ合格できなくて当然

②内容は素晴らしいのに、手書き(手段)に負けるのは残念だし、手書きの完成度を重視されるとしたら、パソコンの時代の今、お互いにもったいない。

などと考えながら見守り中。

これだけに集中&疲弊してるのではなく、今は生徒会で学校へ行ったし、遊びやバイトの予定も入れてるし(減らせ、と注意したり)、次男のところには毎日バスケ部来てるし、カオス!!!

次男は今日の夕方からは初の塾(夏期講習)に行くことにしたし、バスケ部は一昨日の敗戦&部活が終わった喪失感や傷心の時なので、しばらくは集まりたくなる気持ちがわかるので、よしとしている。

めっちゃ暑いし、とにかくカオス!!!(笑)

🌟写真は提出用の埋めるべきマス目。
ちなみに私は初めて小説を書いた時はまだパソコンを持ってなくて、原稿用紙よりも、自由帳を選択し、スケッチするようにして文章を書いていた。マス目の強迫観念は私も苦手(笑)
記入する用紙により、創造性や内容に変化ができると私は思う。
子育てにも通じる面があると思って記録。