3つ目。こちらも想田さんより。
れいわ新選組の候補者の顔ぶれを見たり、演説を聴いていると、「いのち」に寄り添う大切さを改めて考えることになる。
山本太郎さんがどこまで仕掛けを意識したかわからないけど、大したものだなあと思う。
一昨日の安冨さんの演説は、何とも形容し難いその場全体がアートだった。
政治とアートの親和性。
20年前、島根県に住んでいた時、スウェーデンに住んでいる日本人のおじさんとたくさん話す機会があった。
その人は、島根の田舎の道路でさえ、日本の道は人の命を最優先に考えてない、と憤っていた。
国土の広さや人口密度の違いはあるけど、その他の話(例えばエロに関する修正無修正の話も含め)からも、日本って奇妙な国なんだなあと感じ、いまだに印象に残っている。
(ちなみにスウェーデンは女性国会議員の数が45%)
安冨さんも、「子どもを守る!」と言っていたけど、それはつまり命を守るという、生きものとしての最も大切で当たり前のことに立ち返ろうよ、ということで、命重視というのは、私が3ヶ月だけ滞在してなるべくいろんな人たちと語ったドイツやフランスの社会には自然に根づいていた。
24時間営業の店は見かけないし、不当だと思えばストライキをするのが当たり前だし、ゲイの友達も当たり前にカミングアウトしてテレビ局のカメラマンとして働いていた(その友達と一緒だったので、政治の話が当たり前のフランス市民の様子を垣間見ることができた)。
例えば戸籍や婚姻の問題も、日本は夫婦が主体となっての保護だったりするけど、夫婦の前に命=子どもが第一に保護されるようにすれば解決していく問題もある。
ヨーロッパは教育への援助もあるから、未婚の母たちもイキイキとしていた(もちろんみんなじゃなくて、私が話した人)。
そんな風に、すべての問題はつながっている。
ということをこの動画で話してるわけじゃなくて、以上は私が、れいわ新選組という現象から感じた散文です。
子どもが小さくて育児がたいへんだった時にも放射能の問題が起こった時にも感じたけど(まだまだ終わってない)、もうちょっと、命をまずは第一に考える社会にならんものか、と思う。
何か感じてもらえたら、と思うので、この動画、ご覧ください。
これだと長いので、短めのみんなもシェアしてる2分のものもコメント欄に添付します。