Love the Moment

日原いずみ

図書館の本

f:id:hihararara:20190513221828j:plain

f:id:hihararara:20190513221837j:plain

f:id:hihararara:20190513221847j:plain

f:id:hihararara:20190513221901j:plain

f:id:hihararara:20190513221941j:plain


 【5月10日 投稿分】  

今日は病院の帰りに久しぶりに図書館に寄りました。
本はちょいちょい借りてるけど、いつも家のパソコンで予約して、近くの市民館で受け取ってしまい、なかなか中央図書館まで行かなくなった。

この図書館、周囲の木も立派で、なかなか素敵なのに、何かが惜しい(笑)

さて、新しいお友達が私の本を図書館で探したけど、うまく探せなかったそうなので、久々に検索してみたけど、まだ置いてあるので良かったら(そのお友達のことを考えながら写真におさめた数時間後に、読みました! と、うれしいメッセージ😊)。

「チョコレート色のほおずき」は、デビューのきっかけは講談社の全国的な新人賞だったけど、その後、地元の「ちぎり文学賞」をもらった関係で、結果的に私が寄贈した形でたくさん入ってます(笑)

「赤土に咲くダリア」はいいけど(ポプラ社だから仕方ない)、「red」(個人的な出版。地元とネット販売のみ)はなぜ図書館に入ったのか謎。本自体はとても大切だけど、内容的にできれば入って欲しくなかった😅
年数浅いので、ふつーに本棚にあります。

今まで書かなかった裏話?を書くと、図書館に本が入ると売れなくなる場合もあるので、すべての出版直後は実は複雑だった。
(今は「red」以外は古本しかないので、図書館ありがたいです)

複数の方々が「図書館に入れてもらえるようにリクエストしました!」と良いことのように言ってきてくれたけど、映画だって、CDだって、公開(リリース)後、すぐにレンタルできるのではなく、一定期間は保護されるのに、本は違う。
図書館で読んで、さらに所有したくなるような本を書けばいいのだろうけど、そんなたやすいことでもなく。

この問題にだいぶ前から取り組んでいる作家たちもいます。
私の希望も、例えば販売半年後からは図書館OKがいいな!

本を取り巻く環境もだいぶ変化しました。
私の出版熱も、今は下火。
「red」の直後は「blue」を出します!と宣言したくせに、講演が増えて、企業の顧問にもなり、子育ても仕上げの大事なタイミングなので、不器用というか、小説の執筆は深海に潜るような作業なので、50歳以降にまた集中できたら、という気持ち。

書きたいけど、書け書け言われると、そんな簡単なことじゃない、と言いたくなる(笑)

SNSの投稿は気楽で大好きなんだけど。

とはいえ、私の本当に表現したいことは、創作じゃないと無理だと思う。

めちゃくちゃがやりたいんだろうな!!
刹那的とか破滅思考みたいなものは和らいだけど、抑えきれない魂の叫びがずっとある(笑)

人間でいることのたいへんさやよろこびを書くことで消化&昇華してる感じ。
時々、人間でいることが向かないと感じたりもする。
じゃあ、あなたは何?と聞かれたら、人間!としかこたえようはないけど、なんか違うんだなー(笑)