Love the Moment

日原いずみ

長男の挑戦など、記録しておきたいこと。

 

怒涛の選挙月間で、いろいろ書きたいことが書けずにいました。
facebookに投稿しつつ、ブログに転載していないこともいくつかあるけど、この1ヶ月で一番まとめておきたかったことを今・・・

(ブログの記録は、今よりも何年後かにすごく役に立つ時があるのです)

 

3月21日(春分の日)、私がヒカリめがねメンバーと持ち寄りパーティーをやっていた日、長男は、ある面接のために東京に行っていました。

最初私がついて行こうか?と言ったのだけど、「なんでついて来る必要があるの?」だったので(笑)、私はその日、次男のバスケの練習試合のために弁当を作り、長男を豊橋駅に送った後は自分の仲間と楽しく過ごしました。

その日長男が挑戦したのは、「高校生外交官プログラム」の二次試験でした。

昨年の夏に長男が参加した名古屋の財団からの中国派遣の時に知り合った一つ上の別の商業高校の女子がこのプログラムへの参加経験を持っていて、長男も挑戦したいと思ったのでした。


【プログラムのHP】

www.highschooldiplomats.org

 

夏休みの3週間、渡航費や滞在費を出していただけて、ワシントンD.C.とニューヨークの要所を訪問したり、現地の高校生たちと交流できるプログラム。
 HPより・・・

<主な訪問地:国務省国防総省、国会議事堂、国連、IMF、議会図書館、市庁舎、高校、米国企業、NY証券取引所、9/11メモリアル、スミソニアン博物館、MoMA、移民博物館、ハーレム(ボランティア) 等>

そりゃ行きたいよね(笑)

しかし、結果を言うのなら、一次選考の書類は通ったけれど、二次選考で落ちました。

でもすごーーくいい体験になりました。

 

そもそも、一次を通過するのもかなり難しく、全国からの応募800人の中から二次に進めたのは100名程度(3日間の面接で、一日20~30人だったらしく正確な人数はわからない)。

一次試験通過者には、全国どこからでも交通費まで支給してもらえたのでした。すごい。

 

まずは、一次を通過したシート。
細かい文章は見えないように敢えて画像の容量を小さくしています(友達で興味のある方には個別に送ります)。

 

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長男が下書きを考え、高校の先生や私がアドバイスし、びっしりと埋めたシート。

これを読んで初めて知る我が子の思いなどもあり、長男の成長を感じてうれしかったです。

 

二次試験では、たまたま一緒のタイミングだった長野や三重や神奈川の子たちといろいろ話をした様子。

そのうち、グループ面接で一緒だった三重の1年下の男子生徒は、中学で英検1級を取得し、英語がペラペラ、空手も全国大会に出場するほどで、さらに、ゲームの英語の翻訳で月収15万円もあるそう!!

ふだん自己肯定感が高いというか、自分に自信を持つタイプの長男も、さすがにその子と一緒だと自分の未熟さを痛感・実感させられたようで、思うように自分が話せなかったそうです。

その子の将来の夢は外交官、希望している大学は京都大学・・・(笑)

 

長野からの男の子とは待ち時間に話し、「名前なに?」と聞いたら「読めないからマイケルでいいよ」という謎な返答(笑)

おまけにその子は長野から所持金300円で来ていて(交通費は事前に切符や航空券の形で支給されていて)、東京駅から地下鉄日比谷線の、どこか忘れたけど面接会場の駅までのお金がないと、東京駅から歩いて来ていたそう(笑)

ちなみにその子の志望大学は東京大学

(*親が過干渉タイプであれば、300円だけで東京へ行かせないわけで、もしかしたら親にも言わずに試験を受けに行ったのかもしれないし、そういう感覚(優秀だけど、おそらく親が教育ママ系ではない)もいいなと思いました。思春期の過干渉にいいことないと思うので)

 

友達になった女の子はLINEでライターのバイトをしていたり、YouTubeで自分が歌を歌う動画をUPしていたり、今どき。

このメンバーで面接後にLINEのグループを作って雑談をしていたのだけど、長男だけが不合格となってしまい、私は結果がわかった場面(合格の電話が来る予定の日にみんななかなか連絡がもらえず、夕方そのグループLINEのやり取り中に「ごめん、オレ今電話が来た)みたいな反応)をリアルタイムでそばで見ていたので、なんとも切なかった・・・

しかし、長男は二次選考の英語の筆記やヒヤリングもあまりできなかったようで、納得の結果でもあった。

 

ということを記録したかったのでした。

失敗を恐れずに挑戦すること、長男は商業高校に入って受験勉強に追われないおかげで、これまでにもすでに様々な挑戦をしてきて、エントリーシートを書くのもうまくなった。

今まで望んだ(臨んだ)試験はだいたいクリアできてきたけど、今回の壁は相当高かった。それを本命受験の前の今、経験できて良かった。

 

***********

 

なかなか書けなかった間に、二日前には高校の進路説明会があり、まだまだみんな、就職か進学か、進学の中でも指定校推薦を狙うのか、どこを受けるのかが定まらない中、長男は希望がハッキリしているので、私も初めて、現在の長男の第一希望の大学のAO入試について調べていた。

学校名は伏せるけど、昨年(2019年度入学者という意味)はこんな内容・・・

 

 

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一次の書類を通過できた場合に、二次選考での模擬講義や論述試験、グループ討論はこんな感じ。

私はこれを見て、難しいとは思ったけれど、ワクワクした気持ちの方が強かった。

もしも、長男が一次を通過し、このような二次選考を体験できるとしたら、結果よりも、その体験が素晴らしいと思った。

 

自分の時の自己推薦入試の二次試験も思い出すけど、私は自分の意見を言える試験の方式をとても重要に思う。それは、長年抱え続けてきた教育への疑問があるから。

大学入試をすべて変えるのはもちろん無理。でも、このように学生の多様性や学生の生の声を求めようとする姿勢が大学の側にあることがうれしくてならない。

 

AO入試についてバカにする人もいるけれど、上記の試験を見れば(AOも大学の質も様々だけど上記に関しては)、17歳、18歳の受験生がそれまで生きてきた人生が表れる内容(ある意味生き方を判断される)というのがわかる。

模擬講義を聴く姿勢、論述で使う言葉、理論、思考、感性、グループ討論での瞬時の判断力、主張、他の学生への思いやり、コミュニケーション能力・・・知的にも高度なだけに、突然身につけようと思っても無理なわけで。

AO専門の予備校もできているのでバカバカしいけれど、重要なのは、ものごとを自分で考え自分で行動する力を持ちながら生きてきたかどうか。

大人でも子どもでも、体験や実感から生まれる言葉は強い。

長男は父親との関係で苦労してきた。

バイトもしている。

弁当も作り続けてきた。

アメリカにも中国にも出かけ、今は簿記の試験に向けて勉強もがんばっている。

 

飛躍的に成長を続けている今、いざ、本番の入試までにさらに自分を磨いて欲しいと思う。

 

何度も書くけど、結果ではなく、自分の願いが叶わなかった時に、いかに柔軟に新しい、さらに素晴らしい道や夢を描けるか。

 

長男は、高校生外交官で不合格となった時の通知を今、自分の部屋の壁に貼っている。

最後の3行を肝に銘じて、目の前の目標、本当の夢に向かい、これからも前向きにがんばってほしいし、すべてを楽しんでいってほしい。

 

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ほんとに、ここだけでは書き切れない思いがあります。

別件で昨日は商業高校の簿記部の先生と電話で話し、先生の頭の良さ、生徒たちへの思いやりの深さに感動しました。

みなさんに支えてもらって、最後の高校生活を大切に過ごして欲しい。

ダブル受験生、次男には次男に合うやり方を提案し、社会や教育と折り合いながら、たくましく生きていってほしいです。