Love the Moment

日原いずみ

ピエール瀧に関しての毎日新聞報道から・・・

 

3月13日投稿分

 

mainichi.jp

 

作家の盛田隆二さんよりシェア。
盛田さんのコメントも。

ピエール瀧の記事に「相談窓口」のリンクを貼った毎日新聞、GJ!

 

◆全国精神保健福祉センター一覧
http://www.zmhwc.jp/centerlist.html
◆薬物依存症リハビリ施設「日本ダルク」
http://darc-ic.com/darc-list/
NPO法人全国薬物依存症者家族会連合会
http://www.yakkaren.com

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ここから私。

今回のピエール瀧について、私のfacebookのタイムラインを見る限りでは、責めるより、立ち直りを見守るような(依存症への理解や応援を示すような)投稿が多い。

ピエール瀧のキャラのおかげなのか、理解が進んだのか(類は友を呼ぶお友達だからか)、被害を受けた相手がいないことも大きそう。

私は20年前くらいに、ピエール瀧みたいな人と結婚したい!と思ったこともあるくらい好きだったので(役者としてより、電気グルーヴのヨーロッパでの人気を現地で知った頃)、早朝からショックだった。

書こうと思いながら書かずにきたけど、新井浩文もかなり好きだったので、犯罪の種類は違うけど、彼らを見れなくなるのが悲しいと思った。

二人とも、青森や静岡出身の元はとても素朴な人だろうし、本人たちの想像を超える人気者になってしまい、何かが狂ったんだろうな、どこかで抜け出せなかったのかな、と思う。

いつかちゃんと書きたいけど、私のリアルな男友達で、一時期覚醒剤まで行っちゃって、入院していた人がいる。
その本人と母親と話したことがあるけど、発端の発端(覚醒剤の前のシンナー)は学校の先生から受けた体罰だった。ゆるせない話。

薬物依存症になる人は一見強そうに見えるけど弱い。

弱さの原因は本人にあるというよりも、周りとの関係から薬物に至ってしまうようなところがあり、簡単には書けないけど、本人だけを責めることはできない。

ピエール瀧はいい人に違いないと思う。
いい人のがツライ時があって、私はホームレスの問題を息子らに語る時も、図々しくお金を借りることができなかったやさしい人かもしれないよ、とかあれこれ話す。

もちろんすべて本人にしかわからないので、想像で何かを語りたくないけど、短絡的に悪を悪、善を善でまとめてしまうのではなく、悪の奥、善の奥への想像力は持ちたいと思う。