Love the Moment

日原いずみ

野川建設「海の見える空気がうまい家」完成披露会 ③


最終回の③は、2月4日に来てくださった方々のブログや感想等をご紹介します。

 

本人に出会う前から好きで読んでいた 晒柿 さんのブログに、今回の完成披露会を書いていただけたありがたさ!

 

www.share-gaki.com

 

さすが専門的な視点だなあと、晒柿さんをご招待したことも、美意識の高い晒柿さんに書いていただけるような建物だったことも、うれしく思いました。

リンク先のご配慮もありがとうございました。

 

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つづいて、私の大切なお友達でもある まのちょもこ ちゃん。

(こちらはちょもちゃんの美容室のHP)

loveluz.biz


美容師であり、『ヒカリめがね』の編集長であり、doTERRAのアロマライフを提案したり、イベントの企画&主催や(私もユニット組んでます☆)、多くの女性たちのプロデュースをしているような存在。

そのちょもちゃんが当日書いてくれたfacebook投稿を、本人に許可をいただいて転載。

実際の記事は、素敵な写真入りです。このシリーズの①の写真の大部分はちょもちゃん撮影。

 

「空気がうまい家」

完成見学会へ行ってきたよ〜〜

ヒカリめがねのメンバーが
久々に全員集合!

立春の今日は、天気最高!
そして、まーちゃんの誕生日!
ヒカリめがねのみんなから💐をプレゼント💛

まーちゃんおめでとう❣️

漆喰の壁と、丁寧に乾燥させた無垢の木に囲まれた本当にオトナ達の「本気」を感じたお家でした。

ずっといたくなる。。

ポカポカ陽気☀️

#カイケンコーポレーション
#野川建設 さんの、

住まいに対する意識は素晴らしく、
本当に、ココロもカラダも健やかに過ごせる家づくりを目指しているお話を聞かせていただきました。そして体感してきました😊

 

私も毎日伝え続けていること。

子どもも大人も、本物を感じ取る力が鈍くなっていて、、それを、衣食住の全ての角度から

「大切なことを忘れていない大人達」と協力して繋がって、もっともっと、あきらめず伝え続けたいなーと、改めて思いました。

ただ、無垢の木がいいってだけじゃなくて、
その木の乾燥の仕方も大事なんだね。

我が家も漆喰、珪藻土、無垢の木でできている自然素材の家で、とっても気にいってるんだけど!

約10年前、住環境の大切さを、とても深く考えていたことを思い出した。オシャレさや見た目を楽しむ以前に、家は、ココロもカラダも休める場所だと思う。家族の存在を感じられて、裸足でいても気持ちよくて、程よく空気が循環する。

今日見に行ったおうちの木は、無塗装‼️
そとのデッキもだよ?
すごくない?

なんと、バッハの曲を聴かせて乾燥させているらしい。急速に乾燥させる従来の材料とは違って、ゆっくり時間をかけて、無理なく乾燥させる。
モデルハウス全体が、作り手、この家を作っている全ての業者さんの愛の結晶だなぁと、心から幸せな気持ちになりました。

材料のひとつひとつが、喜んでるかんじ。
波動や周波数の次元なんだけどね、
私は建物や空間のエネルギーに特に敏感で。
きっと住むヒトや関わるヒトのエネルギーが
染みついていくからなのかなー、、

ここは、全部が柔らかくて優しいエネルギーでした💛

ロケーションも最高で、海が見えるロフトは、
私のアトリエにしたいぐらい。ここでならもっといい仕事ができそうだわ😜

まだまだ
知らないこといっぱいー❣️

昨日も岩倉で医療についてめっちゃ勉強してきた。

もっともっと知りたいな。

いまは、インプットの時期。

気持ちよい生き方、
人間らしい生き方、
自然と共に生きること、
自然の恵みに感謝すること、
現代の矛盾と戦いながらも、
こうして素晴らしい仕事をしている人たちとの出逢いに勇気をもらえる。

住空間と、家族の健康を本気で考えている方は、是非チェックしてみてね💛

# #自然素材 #空気がうまい #アトピー #カラダ #健康 #穏やかな暮らし

ホントに、本気で熱い思いで生きている大人達と
どんどん出逢えています。
まぢ、これ、栄養剤。

やっぱり大好き。

自然に敬意を払って、
自然と共存しようとする生き方。

オシャレやケミカルも嫌いじゃないけど、
常に自分の身にまとうもの、
ココロ安らぐものがなんなのかを知ってるのとそうでないのとでは、人生のヨロコビが雲泥の差。

5〜6年前に学んだこの世の裏側の話。
知ったときはショックだったし
自分の無力さに愕然としたけど、
それでもこの時代に生まれてきた意味と
自分の使命を、あきらめずにさがしてきた。

自分から始められることがある。

1人の意識が変われば、
世界が変わる。

草の根活動を続けながら、こうして
ステキな出逢いをどんどん引き寄せて
自分の役割を果たしていきます。

目の前のこと、目の前の人を大切にしながら。

まず、自分がいつも笑顔で、
楽しく面白く生きていることから、ね😜

まーちゃん❤️ステキな出逢いに感謝⭐︎
ますます輝く日々を⭐︎

 

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私はこの文章を読んで、涙がポロポロ出ました。

一度の訪問でこんなに深く理解、共感してくれたこと、彼女の奥にある正義感との共鳴、ちょもちゃんは仕事を通して、多くの女性たちの悩みを聴いている。そこから見えてくる世の中があり、なんとか救えないか、と思っている。人や家族の「住まい」は実は大きい。すべてを含んでの上記の素直な文章に心を打たれました。

 

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同じく『ヒカリめがね』メンバーでもある「かぁやん商店」、

kaayanshoten.com

 かぁやんこと千恵ちゃんからのメッセージを本人承諾のもと紹介させてもらいます。

 

本当に素晴らしいおうちで ずーーーーと居座っていたかったし 住みたいって思った♪

木の乾燥させる工程を聞かせてもらって まさに昔ながらの製法で作られている ホンモノの調味料と 人工的に発酵させてるようにみせかけている ニセモノ調味料とまったく同じだーーって。

食べ物のことは知っていても 住んでいる環境がこれほどまで 重要なんだなって改めて知ることができたこと そしてあのようなおうちが仮にあっても お邪魔することがなかなかできないだろうから その体感を今回させてもらえて 本当によかった!!!

まあちゃん、お誘い改めて感謝♡

お土産が宮本さんとこの”なごみたまご” でまたホンモノを知ってるなーって 野川建設をさらに尊敬しました~~

宮本さんは平飼い卵のこだわりっぷりも凄いんだよ~ かぁやん商店でも販売しています!!

そしてそのなごみたまごのチラシは 我がデザイン部長のいーちゃんの 作品よ~♡♡

 

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これまた感動的なメッセージ。
さすが食のお仕事に快活に誠実に向き合っている、かぁやんならではの感想。

私も初めて仲井さんの事務所を見学した時、ちょうど「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」という本で、天然酵母や発酵の世界について読んでいたため、杉樽で熟成される味噌と重ね合わせたり、住むことが治癒につながるような実感を得ました。


そして、今回、野川建設さんのお土産のチョイスには関与しなかったけど、独自に優れたお土産を選定していたことが私としてもうれしかったです。

宮本さんの卵はまだ食べたことはないけど、かぁやん商店のfacebookページでは目にしていたし、何気ないようだけどお土産によってその建設会社の姿勢やセンスが窺い知れるので、重要ポイントです!

そしてまた、チラシのデザインが、披露会にも来てくれたいーちゃん(『ヒカリめがね』でもデザイナーとして誌面を担当し、全体を統括してくれている)というつながりにも感動。

今回の完成披露会を通して感じた第一は「人が人を呼ぶ」ということで、そのダイナミズムを体験させてもらいました。

こちらはブログではシェアしないけど、カイケンさん含め、コンサルタント的に今後呼ばれている企業の講演などでもお伝えします。

 

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ご紹介の最後は、整理収納アドバイザーの たまちゃん のブログ。

一度の見学、短時間のお話の中で、的確にまとめてくれました。

 

ameblo.jp

 

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たまちゃんとは今後も、住宅業界のお話をディープにしていきたいです。


『ヒカリめがね』メンバーは、言葉がすぐ出てくるタイプとそうではないタイプといるけれど(どちらがいいとか悪いではなく持ち味や個性♡)、心のきれいさや、感度、感受性は抜群で、ご招待して良かったなあ~って感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「空気がうまい家」で童心にかえってはしゃぐ姿や、ウッドデッキからなかなか立ち上がらない(居心地よくて)という自然な姿そのものが、建物や景観、あの場の気(air,atmosphere,mind,spirit,heart,feeling,moodなどなど)の良さを表していたんだと思います。

 

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以下、事務的にHPのお知らせです。

 

☆野川建設

nogawa-ken.co.jp

 

☆カイケンコーポレーション

www.e-kaiken.com

 

☆日原いずみ 前ブログ 2017年7月30日投稿分
私が最初に鹿児島のモデルハウスを訪ねた時のもので、いろいろ詳しくまとめてあります。

hihararara.exblog.jp

 

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今回の完成披露会の準備や当日を通して、私自身が素晴らしい体験をさせていただいたり、様々なことを勉強させていただきました。

 

以下、自分のためのメモや、この体験を顧問として関係先のみなさまと共有するためにお伝えしたいこととして(まだまとまり切らないまま)、記しておきます。

 

住宅のお仕事と直接関係ないようだけど、最近、ジャーナリストの友人との会話や目にする記事から「文学的(芸術的)体験」の大切さについて考え続けています。

 

住まいというのは本当におもしろくて大きなもので、人々の人生や生活の土台や、人々を包み込む存在となるため、お客様をお迎えし、こちらの思いを言葉にする時に、自分自身がどれだけ深い人間でいられるか、自分自身を高める必要性を実感しました(そのようにふだんから講演でもお伝えしていることを実感として再確認)。

 

『風の旅人』編集長の佐伯剛さんのブログより引用します。

 

<人は、自分の人生の経験だけを経験とするならば、経験は、非常に限られてしまいます。

 しかし、人の経験を深く自分のものにできる舞台があれば、自分一人が経験するだけより、経験は豊かになり、美意識も育まれます。美意識は、何をもって誇りとし、何を持って恥とするかという判断にも影響を与えます。
 ここ20年ほど、この文学的体験が、軽視され、色あせてしまいました。政治家のワンフレーズポリティックのように、簡単な言葉でズバリということが、スマートで、頼りになり、わかったつもりになってスッキリするというように。わかりやすい答えを、近道で得ることが、万人受けするようになり、その種のものがベストセラーになりやすい。テレビなどでも取り上げられやすい。なぜなら、説明しやすいからです。
 それに対して、文学的に深みのあるものは、何がどうなのか説明しづらく、でも心にズシリとくる。そうした文学的体験が人生において重要なのだけれど、そんな遠回りを誰もやらなくなってきました。手近にハウツーを求めてしまうのです。その結果、恥と誇り(カッコウ良い、カッコ悪いという判断)の基軸も、歪んでいきました。>

 

私の講演でもキーワードとしている「美意識」の鍛錬は、わかりにくさをどれだけ知っているかにかかっているように感じます(わかりにくいことをわかりましょう、ではなくて、わかりにくいこと、言葉にならないことにどれだけ触れるかで自分自身が深まる、ということ)。

 

そして、「わび、さび」について調べた時に出てきた文章より・・・

<日本の伝統文化は“感性と情緒”に支えられている。>

今回ご招待し、「空気がうまい家」に共感してくださった方々は、まさに感性と情緒が備わった方々だと思います。

そのようなタイプのお客様に建物の存在を知っていただき、足を運んでいただき、共感共鳴し合うために自分にできることは、自分自身の感性や情緒、美意識を高めることだと思います。

 

どうすればそれができるのか・・・

文学、芸術、自然に触れる。旅をする(物理的な旅 内面的な旅)。一流の人や物に出会う。誰かを深く愛する、慈しむ。たいへんなことも含めて圧倒的な体験(例えば病気はマイナスだけど命について考えることは人生最大の勉強)をする、政治や社会の問題を真剣に考える、自分にできる社会貢献を自然に行う、などなど。

すべてやりましょう、というわけではなく、とにかく、自分の想像を超えたこと、簡単にはわからないことに触れる、世界は広い、上には上がいるという想像力を持つ、謙虚になる、 ということが大切だと思います。

これはもちろん、住まいのお仕事じゃなくても、すべてに言えることで、まだうまくまとめられないけど、私にとっては展示住宅の「完成披露会」という新たな世界(わからない世界)を経験することで、やはり新たな刺激や学びとなったし、根底は同じだと実感できました。

いろいろ書いてきたけど、やはり大切なのは「心」に違いないです。

新たな学びや気づき(まだまだ現在進行形)を、今後、関係者のみなさまや社会に発信、還元したいと思っています。

 

言葉にならない心地よさを感じ取ってもらえたお友達やお客様への感謝、『陰翳礼讃』の世界観、日本家屋、日本の昔からの建材や自然素材、自然そのものの奥の深さ・・・

 

今回の③では、みなさまからのありがたい感想と、「言葉にならない」「わかりにくい」「説明しづらい」、そういうものの大切さを、まさにそのような簡単に表現できない「海の見える空気がうまい家」と世相と照らし合わせてなんとなく書いてみました。

本物の建物に負けないように、自分自身も本物を目指して、精進していきたいです。

 

 

 

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蛇足になりますが、記念として残しておきたいので、上記千恵ちゃんがシェアしてくれた写真。

 

 

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みなさま、ありがとうございました💕

そして、これからが、スタートです!!

「空気がうまい家」末永く、よろしくお願いいたします。