2月2、3、4日、愛知県豊橋市の野川建設の展示住宅「海の見える空気がうまい家」のVIP様向け完成披露会が行われました。
私は昨年より、福岡のカイケンコーポレーション(健康住宅推進協会)の顧問を務める関係で、地元でその建材を使っておうちづくりをしている野川建設のお手伝いをしています。
そんなわけで、自分がご案内したお客様の希望が一番多かった最終日の4日に立ち会いました。
4日立春は私の誕生日で、ここ数年は敢えてひっそりと過ごしていたけれど、今年は忘れられない晴れやかな一日になりました。
☆事務的に完成披露会のことだけ書けなくて、以下、とてもボリュームのある内容です。
☆お写真は様々な方の撮影分です。ふだんは撮影者のお名前を載せるようにしていますが、人数が多いため申し訳ないですが割愛します。
☆同じような写真が複数登場する部分もありますが、自分の記念にいくつか載せたい(選べない)もので、あらかじめすみません。
途中からお客様が絶えることのなかった空間の、はじまりの風景・・・
大きな窓の向こうに海(太平洋)が見えます。
素晴らしい景観に恵まれた、素晴らしいおうちです。
天気が良い日は駐車場の向こうから富士山が見えることもあるそうで、こちらは、後日送ってもらった4日当日に撮影された富士山。
週間予報の段階では晴れのち雨でしたが、各地で立春の観測史上最も暖かい日となったそうで、豊橋も一日暖かい日となりました。
☆この1枚は明記しないわけにはいかないような、さすがプロの撮影。
鹿児島からお越しのカメラマン・脇村亮太さんによるものです。
ここからはまた私。
私のお客様第一号は、大学のOB・福井さん(たまたま同じ誕生日で、記念すべき還暦☆)と、ミニマガジン『ヒカリめがね』の編集部のメンバーでした。
ちなみに『ヒカリめがね』ってこんな感じ(^^)
自然や暮らしを愛する、まさにナチュラルなメンバーなので、ぜひとも純度の高い自然素材でつくられた「空気がうまい家」をご覧&体感してもらいたかったのです。
玄関先で編集長のともちゃんから、お祝いのお花を受けとった時の表情w(撮影は副編集長のけいちゃん)
そう、この日は着物姿(^^)
立ち会う日もお着物も、すべて流れに身を任せたのですが、野川建設さんの演出で3日間、女性従業員さんが着物で、じゃじゃ馬の私も着させていただきました。
結果的に、せっかくだからと誕生日で着物の私に会いに来てくれるお友達が増え、大にぎわいで、ありがたかったです(涙)
事前にみなさんとレンタルに行き、訪問着の中で私は冬の花の椿の柄にしたので、ショートヘアーを彩るために慌てて椿の髪飾りをアマゾンでゲットし(赤椿と白ダリアのセット)、何年か前に厳島神社で買った椿の風呂敷をコーディネートしました。
和室の縁側で撮ってもらった写真(ともちゃんはじめ、メンバーからいただいた写真等々)。
着物姿のお手本、湯谷温泉から来てくれた「はづグループ」の女将、ひろえちゃん♡「本物!」
いつも笑顔も素晴らしく、立ち居振る舞いが堂に入ってます。
ロフトから撮ってくれた写真。
気心の知れた『ヒカリめがね』メンバーが集い、心地よい空間で童心にかえるみんな。
遊んでいるようだけど(遊んでいたけどw)、公私混同でこのメンバーを呼んだわけではなく、 それぞれが仕事や得意なことを持っている女性たちであることと、感性が豊かで、自然や暮らしを心から大切にし、楽しんでいる面々なので、「空気がうまい家」の良さも絶対にわかってもらえると思ってのご招待でした(講座の予定まで変えてくれたりして、まさかの勢揃い)。
当初心配していたお天気も晴れで、広々としたウッドデッキで、木々や景色を眺めながらのお抹茶タイム。
塗装されていない、音響熟成木材(杉の木)が立春の光を受けて、やさしく、温かく、やわらかく、私たちを包み込んでくれるようでした。
心地よくて長居してしまう・・・
福岡のカイケンコーポレーションからお越しの和泉さんに、木材の心地よさの秘密を伺いました。
手前でメモをとっているのは、整理収納アドバイザーのたまちゃん♪
「空気がうまい家」の特長はいろいろありますが、木材が室内も、外のウッドデッキでさえも無塗装です。
コーティングしないため、木が呼吸でき、私なりのまとめ方をさせてもらうと、生きたエネルギーを発してくれます。邪気を吸い、精気を与えてくれるようなイメージ。
短期間で機械乾燥された木材と違い 、音響熟成という独自の方法・・・バッハの音楽を聴かせ、水分だけを抜き出し、適切な油分を残した杉の木は強く、しなやかでなめらかで、地震にも強いし、ささくれだったり、簡単に朽ちたりしません。
鹿児島にあるモデルハウスのウッドデッキも建設された15年ほど前から木材を替えていないそうです。
昔は舟に使われていたような杉の木には天然の殺菌作用があり、昔も今も味噌や醤油、酒や酢など、発酵や貯蔵に杉樽が使われていて・・・。長らく人が力を借りてきた杉の中でも、とりわけ南九州産のものは気候のおかげで油分が豊かで、さらにその良さを引き出す乾燥&熟成方法のため、やさしくしっとりとしています。
室内はまるで床暖房を入れているように暖かく、来訪者の方々も驚いていたけど、遮熱材のリフレクティックスに加え、音響熟成木材による蓄熱の効果も大きいです。
と、書き切れないことは、③にまとめて、カイケンコーポレーションや野川建設のHPを載せるので、ご覧ください。
鹿児島のセミナーや豊橋の見学会でも何度もお会いしているのですっかり親しい和泉さんと、1年半かけて鹿児島や地元で親睦を深めてきた野川建設の専務の恭永くんとの1枚。
(私はお花がうれしくて、お昼ご飯までずっと持ち歩いていました)
写真をいつもきれいに撮ってくれて、自然な?加工もバッチリのともちゃんとの自撮り。
OBさんお二人も参加してもらっての記念写真(笑)
前列右の仲井社長が、豊橋で最初にカイケンの建材で事務所を建て、大学仲間で見学させていただきました。その時の素直な感想をfacebookに書いたこと(2017年2月)がきっかけとなり、カイケンの浦上社長との出会いや講演、その後の顧問にまで発展しました(短い期間ですが、社長とは率直にいろいろ語り、依頼された件について企画書をお渡ししたり、考えや理念が一致しての展開です)。
3年くらい前に、仲井さんから音響熟成木材や幻の漆喰の話、鹿児島の話を聴いていた時に「自然素材や環境に関わることは私の方が理解できるのに」「私の方が鹿児島に合ってるのに」と思っていたら願いが叶ってしまったという流れ(笑)
我がことながらおもしろいし(着物まで来てお出迎え)、ありがたい!
こちらはみんなのお帰り頃の撮影分をともちゃんより・・・
熊本の植栽業者さんが阿蘇から運んだ天然木を含めて仕上げてくださったお庭も素晴らしく、今後の木々の成長や季節での変化が楽しみです。
*想像以上に長くなってしまったので、次回の②で午後の部について書きます。
直前になってしまいましたが、この建物「海の見える空気がうまい家」(豊橋市西七根町)の、2月9、10、11日の完成見学会のお知らせです。